来夏に延期された東京オリンピック(五輪)の代表候補で大分トリニータの生え抜き、6年目DF岩田智輝(23)が30日、オンライン取材に応じた。

年齢による出場資格は引き上げられ、来年4月に24歳を迎える岩田も出場可能に。これについて「出られなくても仕方ない。でも、出られたらラッキーと思っていた」と話した。片野坂監督から「気持ちを落とさずやろう」と励まされ、気持ちを切らすこともない。この1年は、立て直す期間ととらえ「当落選上の厳しい立ち位置なのですごく大きな1年。(延期は)さらに成長できるチャンスととらえたい」と前を向く。チームは4月4日から活動休止中で、現在は主に体幹強化に励み、ときおり、自宅近くの公園では、ボールを使って練習し感覚維持にも努めている。