サーフィンの東京オリンピック(五輪)最終予選に当たるワールドゲームズ(WG)の出場権を争う「ジャパンオープン」を、10月下旬にも行う方針であることが16日、関係者への取材で分かった。

当初は4月開催予定だったが、五輪延期もあり、開催延期となっていた。新型コロナウイルスの感染状況次第だが、五輪本番と同じ、千葉・一宮町の釣ケ崎海岸で無観客で行われる見込み。

WGは来年5月にエルサルバドルで行われる。日本代表の出場枠は男女各3で、男子は五十嵐カノアと村上舜、女子は松田詩野と都筑有夢路の4人が既に出場権を獲得しており、残る男女1枠をジャパンオープンで争う。一宮町の担当者は「地元住民のことを考えると、多くの県外者がこの時期に来るのは避けたかった」と無観客開催を提案。期間中の選手らの移動は宿泊先と会場間に制限してもらう考えだ。