東京オリンピック(五輪)サーフィン女子で条件付き出場権を得ている現役高校生プロサーファーの松田詩野(18)が、1回戦から実力を発揮。12・43点をあげ、出場選手中トップで通過。昨年に宮崎市で開催されたサーフィンのワールドゲームズ(WG)出場の脇田紗良は9・67点で2回戦へ駒を進めた。

1回戦2組目に出場した松田は、5本目(6・00)と最終8本目(6・43)で6点台をマーク。波の状況に応じて2つのサーフボードを使い分けており、今回そのチョイスがうまくできたことが得点につながったと振り返った。競技後には「早くゼッケンを着けて試合がしたかった」とこの日が待ち遠しかったと明かした。「練習も課題持って毎回臨めますので、これからも試合を楽しみに頑張りたいです」と2回戦へ向け意気込みを語った。

この日は他に男子ショートボード2、3回戦も行われた。1回戦でトップ通過を果たした日本代表の大原洋人(23)は順調に勝ち進み、4回戦へ進出した。【平山連】