高橋侑子(29=富士通)が1時間57分03秒で21位で、女子の日本人トップに入った。

スイムで上位陣に食らいついたが、バイクの前半で「思うような切り替えができなかった」。最後のランでは「飛び出しはうまくいったんですけど、流れに乗れなかった」と課題を口にして、「世界の選手たちはしっかりとレースをしてきた」と振り返った。

コロナ禍でも所属チームの拠点があるポルトガルで、練習に打ち込んできた。 世界と渡り歩くためにもランでいかに勝負ができるかを今後の課題に挙げ「コーチと相談していくことになるが、量を増やすというよりは練習内容をもう少しとぎすませていきたい」。6月のリーズ大会に向けて「このままでは大会で戦える状況ではない」と危機感を募らせていた。