【契約更改2023全文・DeNA大田泰示】「この年齢だからこそ」/5,000万円

契約更改―。プロ野球選手は毎年シーズンを終えると球団と交渉し、年俸を決め、サインします。シーズンを振り返り、来季への抱負を語りながら、時には知られざる思いや葛藤を見せることもあります。選手の言葉から23年シーズンを振り返ります。33歳でメキシコのウインターリーグ参戦を決断したDeNA大田泰示外野手です。

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「契約更改2023」一覧

◆大田泰示(おおた・たいし)1990年(平2)6月9日生まれ、広島県福山市出身。東海大相模では菅野智之(現巨人)の1学年下になり、甲子園出場を逃すも高校通算65本塁打。08年ドラフト1位で巨人入団。09~13年は松井秀喜氏の背番号55を継承。14年9月27日DeNA戦で巨人史上81代目4番打者を務めた。16年オフ、吉川光夫、石川慎吾との2対2トレードで公文克彦とともに日本ハム移籍。20年ゴールデングラブ賞。21年オフに自由契約となりDeNAに移籍。今季は75試合に出場し打率2割1分7厘、4本塁打、15打点。プロ通算907試合で2割5分9厘、84本塁打、343打点。188センチ、96キロ。右投げ右打ち。推定年俸5000万円→5000万円。

「未知数ではありますけど」

――球団の方からお話は

1年間頑張ってくれた。また来年もよろしくお願いしますと。

――改めて今シーズンを振り返って

前半苦しみましたけど、後半では自分の役割は少しできたかなと思いますけど、自分的には、不本意でしたし、自分的にも悔しい結果になりましたし。

チームとしても、悔しい結果になってしまったので、そこはしっかり重く受け止めて、来季につなげるために過ごしたいと思います。まだまだ自分も成長できる部分がたくさんあるので、とにかく野球が上手になるように頑張りたいと思います。

――メキシコのウインターリーグ挑戦に向けての意気込みは

文化も違いますし、チームがどういうものなのかっていうのは見たことないので、未知数ではありますけど、そこに自分の身を投じてどこまでやれるか。

挑戦したいっていうのもありますし、またメキシコの野球の文化、どのような取り組みをして、どのように試合に向かっていって、試合中はどんなアプローチをして、ゲームを進めていくのかっていうのも、また違う角度から見れるんじゃないかなっていうので、勉強したいなっていうのもありますし。

打撃のコーチングだったり、どういう教えをしているのかっていうのを聞いてみて、これは自分に当てはまるなっていうものは取り入れていきたいと思いますし、そういうところですかね。

貪欲に取り入れたり、聞いて挑戦してみて、試して、自分のものになれば、来年必ず自分の成績にもつながって、自分の成績がしっかり出せれば、チームにプラスになると思いますし、優勝に近づくと思うので、来年レギュラーをつかむために行かせていただくっていうことは、胸の真ん中に置いてプレーしたいなと思います。

「まだまだ先のことだと」

――レギュラーへの思いはずっと変わらず持っているか

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兵庫県出身。報徳学園、関大を経て、2007年に日刊スポーツに入社。
野球部に配属され、同年12月までアマチュア野球担当、 2008年から11年まで1期目の巨人担当、2012~13年まで西武担当(2013年はWBC担当)、2014~16年まで2期目の巨人担当、 2017~18年までアマチュア野球担当、2019~20年まで3期目の巨人担当、2021年は遊軍、2022年からDeNA担当。26年は遊軍。
身長169・5センチ、体重58~63キロをいったりきたり。