【ヤクルト奥川恭伸】涙の復活への布石―2・18練習試合後インタを蔵出し/連載55

ヤクルト奥川恭伸投手(23)が、6月14日のオリックス戦(京セラドーム大阪)で自身808日ぶりとなる1軍登板を果たし、980日ぶりの白星を挙げました。試合後のヒーローインタビューでは涙を流し、多くのプロ野球ファンの心を動かしました。

振り返れば、今春キャンプの初実戦は2月18日の中日との練習試合(浦添)でした。先発で2回を2安打無失点。22年3月29日の巨人戦以来となる1軍での登板に「すごく緊張しました」と汗を拭いながら、高校の1学年後輩の内山壮真捕手(21)との「星稜バッテリー」で好投しました。

自身の投球、内山とのバッテリー、新たに取り組むスライダーなどについて、穏やかな表情で語った姿が印象的でした。6月29日に予定している本拠地神宮での復帰後初登板を前に、6分6秒の囲み取材をノーカット版でお届けします。

プロ野球

◆奥川恭伸(おくがわ・やすのぶ)2001年(平13)4月16日生まれ、石川県かほく市出身。星稜では1年春からベンチ入りし、2年春から4季連続で甲子園出場。3年夏は決勝で履正社に敗れ準優勝。19年ドラフトでは1位で巨人、阪神と3球団競合の末、ヤクルト入団。2年目の21年に9勝を挙げ、巨人とのCSでは20歳6カ月の最年少完封をマーク。オリックスとの日本シリーズ第1戦で山本由伸と投げ合い7回1失点と好投した(勝敗なし)。6月14日のオリックス戦で5回1失点と好投し、今季初白星を挙げた。184センチ、82キロ。右投げ右打ち。今季推定年俸2100万円。

6月14日、980日ぶり白星に涙。今季初実戦となった2月の練習試合での手応えがつながった

6月14日、980日ぶり白星に涙。今季初実戦となった2月の練習試合での手応えがつながった

キャンプで今季初実戦「まずまず」

――今季初の実戦登板を振り返って

1発目にしてはよかったかなっていう感じです。

――どんなことをテーマにマウンドに上がったか

いろんな球だったりとかを試しながら、バッターの反応を見ながら、実戦感覚をつかむっていうところがテーマにありました。

――収穫は

ちょっと新しく取り組んでいたスライダーだったり、バッターの反応が良かったですし、真っすぐもまずまずファウルを取れたりできたので、ほんと1回目にしては良かったかなという感じです。

――久々の1軍登板はどうだったか

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兵庫県出身。報徳学園、関大を経て、2007年に日刊スポーツに入社。
野球部に配属され、同年12月までアマチュア野球担当、 2008年から11年まで1期目の巨人担当、2012~13年まで西武担当(2013年はWBC担当)、2014~16年まで2期目の巨人担当、 2017~18年までアマチュア野球担当、2019~20年まで3期目の巨人担当、2021年は遊軍、2022年からDeNA担当。26年は遊軍。
身長169・5センチ、体重58~63キロをいったりきたり。