【DeNA深層】悪送球サヨナラ負け…度会に駆け寄った京田と牧は何を語りかけたのか

DeNAは、7月7日の阪神戦(甲子園)で痛恨の逆転サヨナラ負けを喫しました。幕切れは、1点リードの9回2死満塁、阪神原口の右前打でライトゴロを狙った度会隆輝外野手(21)が一塁に悪送球して、サヨナラの走者の生還を許しました。敗戦後、外野で座り込んだ度会の元に駆け寄ったのは、京田陽太内野手(30)とキャプテンの牧秀悟内野手(26)。2人から何が語られ、抱えられながら度会は立ち上がったのか。その裏側に迫りました。

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■度会はぼうぜんとしながら、グラウンドに膝をつき座り込んだ

DeNAの逆転サヨナラ負けが決まった瞬間、満員にふくれ上がった甲子園が阪神ファンの大歓声で揺れた。

歓喜に沸く阪神ナインの一方で、一塁への悪送球でサヨナラの走者を生還させた右翼の度会はぼうぜんとしながら、グラウンドに膝をつき座り込んだ。

勝利まであと1死からの悪夢だった。

1点リードの9回2死満塁、阪神原口の右前打に度会が猛チャージ。ライトゴロを狙って、一塁に送球したが、ボールは大きくそれ、ボールがバックネット裏を転々とする間に、1度は三塁でストップした梅野の生還を許した。

逆転サヨナラ負けの直後、遊撃の京田は投手の森原に視線を向けた。

「ピッチャーを1人にするな」。プロ入り時に、中日の黄金期を主力で支えた先輩の荒木雅博氏から教わった助言から染み付いた行動だが、捕手の山本が森原に声を掛ける姿を見ると、すぐに後ろを振り返った。

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兵庫県出身。報徳学園、関大を経て、2007年に日刊スポーツに入社。
野球部に配属され、同年12月までアマチュア野球担当、 2008年から11年まで1期目の巨人担当、2012~13年まで西武担当(2013年はWBC担当)、2014~16年まで2期目の巨人担当、 2017~18年までアマチュア野球担当、2019~20年まで3期目の巨人担当、2021年は遊軍、2022年からDeNA担当。26年は遊軍。
身長169・5センチ、体重58~63キロをいったりきたり。