【去りゆく沢村拓一へ】内海哲也コーチ「いつか一緒のユニホームを着てやれたらいいな」

前ロッテの沢村拓一投手(37)が、現役引退を決断しました。巨人、ロッテ、大リーグのレッドソックスでプレーし、日米通算549試合に登板。新人王、最多セーブを獲得するなど、球界を代表する「剛腕」として、球史に名を刻みました。

年明けに、沢村から電話で引退の報告を受けた巨人内海哲也1軍投手コーチ(43)は、15年間の現役生活をねぎらいながら、「いつかは…」と熱いメッセージを送りました。

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◆内海哲也(うつみ・てつや)1982年(昭57)4月29日、京都府生まれ。敦賀気比―東京ガスを経て03年ドラフト自由獲得枠で巨人入団。07年最多奪三振、11年から2年連続で最多勝。12年には交流戦MVP、日本シリーズMVPに輝くほか、ベストナイン、最優秀投手も受賞。18年に炭谷のFA移籍に伴う人的補償で西武移籍。22年限りで現役引退し、23年は西武2軍投手コーチ。24年から巨人1軍投手コーチを務める。09、13年WBC日本代表。現役時代は186センチ、92キロ。左投げ左打ち。


◆沢村拓一(さわむら・ひろかず)1988年(昭63)4月3日、栃木市生まれ。佐野日大から中大を経て、10年ドラフト1位で巨人入団。1年目の11年に11勝(5完投)、防御率2・03(セ・リーグ3位)で新人王。15年に配置転換されると、守護神として2年連続35セーブ以上を記録し16年最多セーブ。20年9月に香月一也とのトレードでロッテ移籍。同年オフに海外FA権を行使しレッドソックス移籍。大リーグで2年プレー後、自由契約となりロッテに復帰した。13年WBC、15年プレミア12日本代表。NPB通算445試合、53勝58敗、79セーブ、防御率2・88。大リーグ通算104試合、6勝2敗、防御率3・39。184センチ、105キロ。右投げ右打ち。


24年6月、巨人対ロッテ戦の前に握手を交わす巨人内海コーチとロッテ沢村

24年6月、巨人対ロッテ戦の前に握手を交わす巨人内海コーチとロッテ沢村

20年9月、試合前に談笑する西武内海とロッテ沢村

20年9月、試合前に談笑する西武内海とロッテ沢村

自宅BBQでの「拓一の涙は忘れられないね」


内海コーチは、沢村から電話で引退報告を受け「よう、頑張ったな」とねぎらった。自身の引退時には、レッドソックスのユニホームとともに、便箋3枚にわたる手紙で感謝の思いを伝えられ、感極まった。「大事な仲間やからね。やっぱり寂しいよ」と声を絞り出しながら「でもね、メジャーリーグまで行ったし、それは本当にすごいことだと思います」とたたえた。


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兵庫県出身。報徳学園、関大を経て、2007年に日刊スポーツに入社。
野球部に配属され、同年12月までアマチュア野球担当、 2008年から11年まで1期目の巨人担当、2012~13年まで西武担当(2013年はWBC担当)、2014~16年まで2期目の巨人担当、 2017~18年までアマチュア野球担当、2019~20年まで3期目の巨人担当、2021年は遊軍、2022年からDeNA担当。26年は遊軍。
身長169・5センチ、体重58~63キロをいったりきたり。