【巨人中川皓太】今年に懸ける強い意気込み 大学からの先輩菅野智之への思いも語る

巨人中川皓太投手(30)を、宮崎の春季キャンプで直撃しました。

19年には67試合に登板し、リーグ優勝に大きく貢献しました。ですが昨季は故障の影響もあり、15試合の登板に終わりました。

セットアッパーやクローザーなどポジションを問わず、黙々とマウンドに上がるクールな「仕事人」に今の思いを聞きました。

プロ野球

◆中川皓太(なかがわ・こうた)1994年(平6)2月24日生まれ、大阪府出身。山陽(広島)、東海大から15年ドラフト7位で巨人入団。16年9月23日DeNA戦(東京ドーム)で1軍デビュー。19年に自己最多67試合に投げ、4勝3敗、16セーブ、17ホールド、防御率2・37。11月のプレミア12で侍ジャパン入り。昨季は左膝痛もあり、15試合の登板にとどまった。通算271試合、12勝13敗、38セーブ、84ホールド、防御率3・07。183センチ、86キロ。左投げ左打ち。今季推定年俸8500万円。

久々に会うも変わらぬ人柄

ジャイアンツ球場

ジャイアンツ球場

1月21日。

春季キャンプが目前まで迫ったジャイアンツ球場は、育成練習、自主トレに励む選手でいっぱいだった。

午前9時30分、グラウンドでは自主トレ公開日だった吉川尚輝内野手(30)が、ランニングを始めた。

キャッチボールの後、室内練習場に場所を移動し、ノック、打撃練習のメニューを消化。昨年、ベストナイン、ゴールデングラブ賞を受賞した吉川は大勢のテレビカメラを前に、今季への意気込みを語った。

その後も室内練習場には、入れ代わり立ち代わりで選手が現れ、各自のメニュー、それぞれの課題に向き合って、ボールを投げ、バットを振っていた。

元気な若手の姿が多く、シーズンオフのジャイアンツ球場の日常が流れた。

人も少なくなり始めた昼前、乾いたミット音が室内練習場に響いた。

記者がいる観覧席にも「シュー」という音が聞こえてきそうなボールの軌道。

遠目からでもわかる、落ち着いた雰囲気。

スリークオーターから鋭く腕を振るその姿。

20年シーズン限りで巨人担当を離れ、シーズンオフのジャイアンツ球場を久々に訪れた記者でも、それが誰かがすぐにわかった。

本文残り73% (2027文字/2761文字)

兵庫県出身。報徳学園、関大を経て、2007年に日刊スポーツに入社。
野球部に配属され、同年12月までアマチュア野球担当、 2008年から11年まで1期目の巨人担当、2012~13年まで西武担当(2013年はWBC担当)、2014~16年まで2期目の巨人担当、 2017~18年までアマチュア野球担当、2019~20年まで3期目の巨人担当、2021年は遊軍、2022年からDeNA担当。26年は遊軍。
身長169・5センチ、体重58~63キロをいったりきたり。