【西武仲三河優太】2軍1戦3発!5年目再支配下へ〝神主打法〟 技も心もシンプルに

名門大阪桐蔭出身、西武の仲三河優太外野手(22)は2軍で1試合3本塁打をマークするなど、育成選手として過ごすプロ5年目に〝化ける〟空気をかもし出します。念願の支配下再契約はなるか―。

プロ野球

◆仲三河優太(なかみがわ・ゆうた)2002年(平14)10月22日、栃木県栃木市生まれ。大平中では小山ボーイズで投手として春、夏全国準優勝。大阪桐蔭でも1年時から登板したが野手を優先。3年春の20年センバツはコロナで中止、同年夏の甲子園高校野球交流試合に出場した。同年ドラフト7位で西武入団。23年オフに戦力外通告を受け、育成で再契約。1軍出場なし。180センチ、100キロ。右投げ左打ち。今季推定年俸510万円。

現在、2軍で打撃絶好調だ

現在、2軍で打撃絶好調だ

「芯を外しても外野の頭を越したいな」

2軍の若手選手を取材していると、周りの選手からの瞬時の視線に気付いてしまう。

彼らは敏感だ。特に育成選手は。

彼らはその取材シーンの先に、見えないものを想像する。もしかしたら、あいつの方が支配下登録に近いのか―。

仲三河と話している時もいくつかの視線を感じた。

1試合3発、バックスクリーンまで20センチの大飛球、左打者なのにレフトへのエンタイトル二塁打。この1カ月だけでもかなり華やか。旬の選手だ。

「まっすぐが速い投手に対しても、ある程度ははじけているかなと思います。芯を外しても外野の頭を越したいなと思っています」と頼もしい。

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1980年11月、神奈川県座間市出身。法大卒、2003年入社。
震災後の2012年に「自転車日本一周」企画に挑戦し、結局は東日本一周でゴール。ごく局地的ながら経済効果をもたらした。
2019年にアマ野球担当記者として大船渡・佐々木朗希投手を総移動距離2.5万キロにわたり密着。ご縁あってか2020年から千葉ロッテ担当に。2023年から埼玉西武担当。
日本の全ての景色を目にするのが夢。22年9月時点で全国市区町村到達率97.2%、ならびに同2度以上到達率48.2%で、たまに「るるぶ金子」と呼ばれたりも。