【米国野球事情】〈3〉クラブハウス編 いかにもメジャー? オンオフ切り替えの場

4月中旬から約1カ月、米国に滞在した記者が見た野球事情をお届けします。日本人選手を中心に、メジャーリーグは23試合を取材。日本のプロ野球と大きく異なるのは、メジャーでは試合前と試合後、球団に定められた時間内であれば、記者でもクラブハウスへの入室が可能な点です。各球団によって特徴やルールは異なりますが、オンとオフの切り替え、勝敗によっての変化など、共通点も数多く見られました。

MLB

5月9日、エンゼルス戦で連敗を止め、今季4勝目を挙げたオリオールズ菅野を報じる5月11日付東京最終版

5月9日、エンゼルス戦で連敗を止め、今季4勝目を挙げたオリオールズ菅野を報じる5月11日付東京最終版

勝てば音楽爆音、負ければ全員沈鬱に「ビックリ」
        ―オリオールズ菅野智之の場合

5月9日(日本時間同10日)のエンゼルス戦で、オリオールズは菅野智之投手(35)が8回途中1失点と快投、チームの連敗を5で止めた。ハイド監督の取材を終え、クラブハウスに入ると室内にはアップテンポな曲が爆音で響いていた。現地メディア、日本メディアが菅野を囲むと、球団スタッフがサッと音量を小さくし、取材が始まった。

現地メディアの記者から「今日の勝利でのクラブハウスのにぎわいはどうですか?」と聞かれると、菅野は周囲を見渡しながら「やっぱりこれをみんな待ち望んでると思いますし、こういう喜びを1試合でも多く続けることができれば、必ず状況がいい方向に向かうと思うんで、まずはそういういい流れになって良かったです」と笑顔で話した。

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兵庫県出身。報徳学園、関大を経て、2007年に日刊スポーツに入社。
野球部に配属され、同年12月までアマチュア野球担当、 2008年から11年まで1期目の巨人担当、2012~13年まで西武担当(2013年はWBC担当)、2014~16年まで2期目の巨人担当、 2017~18年までアマチュア野球担当、2019~20年まで3期目の巨人担当、2021年は遊軍、2022年からDeNA担当。26年は遊軍。
身長169・5センチ、体重58~63キロをいったりきたり。