【オリオールズ菅野智之】「勝負の神様は細部に宿る」岡田武史氏の言葉を異国で実感

オリオールズ菅野智之投手(35)が、メジャー1年目のシーズンを先発ローテーションの中心でフル回転します。18試合に先発し、7勝5敗、防御率4・44。すでに4度の中4日を経験するなど、異国の地で奮闘する中、胸に刻み、大事にする言葉があります。元サッカー日本代表監督の岡田武史氏(68)が唱える「勝負の神様は細部に宿る」。エースとして、巨人をけん引し、35歳で新たな挑戦を続ける男は細部にもこだわり、メジャーのマウンドに立ちます。

※成績は7月14日現在

MLB

◆菅野智之(すがの・ともゆき)1989年(平元)10月11日、神奈川・相模原市生まれ。母親が原辰徳氏の実妹。東海大相模では甲子園出場なし。東海大ではリーグ通算37勝4敗。大学4年時に日本ハムからドラフト1位指名も入団拒否。1年の浪人生活を経て、12年ドラフト1位で巨人入団。24年まで最多勝、最優秀防御率4度、最多奪三振、最高勝率2度、14、20、24年リーグMVP、17、18年沢村賞、ベストナイン、ゴールデングラブ賞5度、最優秀バッテリー賞3度。NPB通算276試合、136勝74敗、防御率2・43。24年オフ、海外FA権を行使してオリオールズ移籍。186センチ、95キロ。右投げ右打ち。

大事な場面でちゃんとした野球しないと

4月28日、ヤンキース・ジャッジに左前打を浴びるオリオールズ菅野

4月28日、ヤンキース・ジャッジに左前打を浴びるオリオールズ菅野

メジャーでのシーズンがちょうど1カ月が経過した頃、菅野は大好きな元サッカー日本代表監督の岡田氏の言葉が頭をよぎる瞬間に遭遇した。

自身6試合目の先発マウンドだった4月28日(日本時間同29日)のヤンキース戦。5回無失点の好投で降板した後、1点リードの8回2死二塁だった。ボテボテの三ゴロだったが、ヤンキースの二塁走者は三塁に走らず、二塁に帰塁。送球は乱れず、何事もなかったが、菅野はその瞬間に「この試合は勝ったな」と直感した。

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兵庫県出身。報徳学園、関大を経て、2007年に日刊スポーツに入社。
野球部に配属され、同年12月までアマチュア野球担当、 2008年から11年まで1期目の巨人担当、2012~13年まで西武担当(2013年はWBC担当)、2014~16年まで2期目の巨人担当、 2017~18年までアマチュア野球担当、2019~20年まで3期目の巨人担当、2021年は遊軍、2022年からDeNA担当。26年は遊軍。
身長169・5センチ、体重58~63キロをいったりきたり。