【午年の男】西武古市尊 足も武器にレギュラー争い「02世代で引っ張りたい」

午(うま)年が始まりました。現役選手での最大層は24歳。大卒なら2年目、高卒なら6年目。このあたりの世代が勢いづくと、チームも加速します。独立リーグ出身、西武の古市尊捕手(23)も「02世代(02年度生まれ世代)で引っ張りたいです」と願い、NPB5年目に挑みます。

プロ野球

★古市選手の新年の意気込み

  • 足も武器 走れるキャッチャーに
  • 古賀さんを抜くには…違う色を出す
  • 「02世代」で引っ張りたい

◆古市尊(ふるいち・たける)2002年(平14)6月15日生まれ、香川県出身。高松南、四国IL徳島を経て21年育成ドラフト1位で西武入団。23年4月に支配下契約。同5月10日ロッテ戦(ベルーナドーム)で公式戦初出場。通算45試合、16安打、打率2割1分6厘、0本塁打、0打点、1盗塁。176センチ、74キロ。右投げ右打ち。今季推定年俸800万円。

2025年 西武で最も「意地」を体現させた選手の1人

1月1日、瀬戸大橋は大渋滞だ。「毎年ですよ。めちゃくちゃ混んでますよ。でも毎年行きます」と故郷香川から本州へ向かう。

古市尊は2025年の西武で、最も「意地」を体現させた選手の1人だ。

ソフトバンク杉山からのレフトへ強い安打は「なんか相性いいんですよね」と照れたが、相性だけの安打ではなかった。ロッテ時代の佐々木朗希の160キロを、ひと振りで痛烈なライト前にしたことも。その時も「遅れただけ。たまたまですよ」と照れた。

打率にはなかなか現れてこなかったが、コンタクト率の高さはチーム内でも知られていた。「実は…」と打ち明けた。昨季は2軍在籍時、小関ファーム監督のアドバイスもあって打席での立ち位置を変更。好結果につながった。

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1980年11月、神奈川県座間市出身。法大卒、2003年入社。
震災後の2012年に「自転車日本一周」企画に挑戦し、結局は東日本一周でゴール。ごく局地的ながら経済効果をもたらした。
2019年にアマ野球担当記者として大船渡・佐々木朗希投手を総移動距離2.5万キロにわたり密着。ご縁あってか2020年から千葉ロッテ担当に。2023年から埼玉西武担当。
日本の全ての景色を目にするのが夢。22年9月時点で全国市区町村到達率97.2%、ならびに同2度以上到達率48.2%で、たまに「るるぶ金子」と呼ばれたりも。