【樋口新葉の言葉】「本当に自信につながる」GP初優勝「まだまだ上がる」/現地限定

【アレン=藤塚大輔】SP4位発進の樋口新葉(23=ノエビア)が、GPシリーズ初優勝を果たしました。

フリー130・81点の合計196・93点。5年ぶりとなったスケートアメリカを制し、「今までの成長を感じた」と手応えを口にしました。

現地取材メディアのみが聞いたフリー後の思いを「樋口新葉の言葉」としてお届けします。

フィギュア

<フィギュアスケート:グランプリ(GP)シリーズ第1戦スケートアメリカ>◇10月19日(日本時間20日)◇テキサス・アレン◇女子フリー


順位選手名SPフリー合計
1樋口新葉66.12130.81196.93
2渡辺倫果66.54128.68195.22
3イザボー・レビト68.43126.40194.83
4ニーナ・ピンザローネ62.85130.76193.61
5ブレイディ・テネル66.99125.05192.04
6エリス・リン・グレイシー60.22123.72183.94
7青木祐奈56.51126.52183.03
8リビア・カイザー58.72118.95177.67
9オルガ・ミクティナ56.81109.96166.77
10キム・ミンチェ60.66104.91165.57
11レア・セルナ42.85109.02151.87
12ソフィア・ステピチェンコ44.5693.36137.92
GP初優勝を飾った樋口新葉(撮影・藤塚大輔)

GP初優勝を飾った樋口新葉(撮影・藤塚大輔)

女子でGP初優勝を果たし表彰台で笑顔の樋口新葉。左は2位の渡辺倫果、右は3位のイザボー・レビト(共同)

女子でGP初優勝を果たし表彰台で笑顔の樋口新葉。左は2位の渡辺倫果、右は3位のイザボー・レビト(共同)

ポーズする女子で優勝した樋口新葉(中央)、2位の渡辺倫果(左)、3位のイザボー・レビト(共同)

ポーズする女子で優勝した樋口新葉(中央)、2位の渡辺倫果(左)、3位のイザボー・レビト(共同)

「全然完璧な演技じゃなかった」

女子フリーを終えて

―ホッとした表情を見せていました

もう練習で3―3のコンビネーションが良かったので、ちょっと自分でもどういうミスで後ろのトリプル跳べなかったのかわからないんですけど、そのあと気持ちを引きずらずに最後まで滑り切れたのが、本当に今までの成長を感じました。

―跳んだ瞬間にちょっとおかしいなと感じましたか

ちょっとまだ映像も見れてないので分からないんですけど、途中で開いちゃったのかなっていう感じのダブルになってたので、3―2だったらすごく出来栄えは良かったのかなと思うんですけど、トリプルってなった時にちょっとタイミングが合わなかった感じがします。

女子フリーで演技する樋口新葉。GP初優勝を果たした(共同)

女子フリーで演技する樋口新葉。GP初優勝を果たした(共同)

―後半の3連続は次のループでリカバリーしたと思います

いや、全然そのリカバリーの練習をしていなかったので、今回の本当にそのままの構成の練習だけをしていて、それは次の課題にもつながったなと感じるんですけど。後半どこで3―3入れようかなとか、コンビネーションどうしようかなとか考えていて、ループで跳べたので良かったんですけど、本当は後半のルッツでトリプルトリプルやろうかなと思ってたんですけど、ちょっと回りすぎて後ろに行ってしまったので。あとはその3連続でダブルトー使ったのと、最初ダブルになったんで、もうフリップ最後行くときにどのコンビネーションだったらできるかなって考えたんですけど、失敗するよりかはきれいに降りた方がいいなと思って単発にしました。

女子フリーで演技する樋口新葉。GP初優勝を果たした(共同)

女子フリーで演技する樋口新葉。GP初優勝を果たした(共同)

―シークエンスのダブルアクセルをリカバリーするのはリズムが難しいと思います

特に今回の会場はリンクの大きさがいつもと違うので、特にループだったりサルコーだったりっていうカーブで跳ぶジャンプは壁の位置に注意しながら調整をしていたので、その中でコンビネーションをいつもと違うふうに跳ぶっていうのは結構プレッシャーだったんですけど、うまく考えながらできたなと思います。

本文残り72% (3635文字/5017文字)

岐阜県不破郡垂井町出身。2022年4月入社。同年夏の高校野球取材では西東京を担当。同年10月からスポーツ部(野球以外の担当)所属。
中学時代は軟式野球部で“ショート”を守ったが、高校では演劇部という異色の経歴。大学時代に結成したカーリングチームでは“セカンド”を務めるも、ドローショットに難がある。