【りくりゅうの言葉】「僕たちは追いかける立場が好き」挑戦者で五輪シーズンへ/国別

フィギュアスケートのペアで愛称「りくりゅう」こと三浦璃来(23)木原龍一(32)組(木下グループ)はショートプログラム(SP)、フリーともに自己ベストで1位となり、日本の銀メダルに大きく貢献しました。今季をケガなく完走し、26年ミラノ・コルティナ五輪が控える来季へ弾みをつけました。

世界国別対抗戦での取材コメントを、前日練習、SP、フリー、一夜明けの順で一挙配信します。

フィギュア

<フィギュアスケート:世界国別対抗戦>◇4月16~20日◇東京体育館◇ペア

エキシビション 華麗な演技を披露する三浦、木原組(撮影・宮地輝)

エキシビション 華麗な演技を披露する三浦、木原組(撮影・宮地輝)

16日 公式練習を終えて

公式練習で演技の確認をする三浦、木原組(撮影・宮地輝)

公式練習で演技の確認をする三浦、木原組(撮影・宮地輝)

-滑った感触はいかがですか

三浦久々の特設(リンク)だったんですけど、思ったよりも滑りやすくて、良い感じのままいけると思います。

木原まだ入りたててで、そこまで(氷が)締まっている感じではなかったんですけど、良い滑りができたので試合が楽しみです。

-現在のコンディションはどうですか

三浦先週、今週とみっちり練習できていたので、今日も体が動いていて良かったです。

木原先週末と今週の月火で木下アカデミーさんのほうで練習させていただいたので、試合ができる動きには仕上げられたかなと思います。

-久々の日本滞在はいかがですか

三浦やっぱり過ごしやすいですね。いたるところに日本語があって(笑い)。

木原ありがたいことにアイスショーなどに出させていただいていて、実家で過ごすのはもう少し先のお楽しみです。

-坂本花織選手によって「完熟フレッシュジャパン」と命名されましたが、お2人は完熟側としてどう挑みたいですか

三浦完熟なんだ(笑い)。もう決まっているんだ(笑い)。

木原フレッシュのほうでお願いします。フレッシュ希望で!(笑い)

公式練習に臨む三浦、木原組(撮影・宮地輝)

公式練習に臨む三浦、木原組(撮影・宮地輝)

-チームの雰囲気はいかがですか

三浦初出場の選手が多いので、国別の初々しさもあり、かおちゃん(坂本)の盛り上げもあり…。

木原かおちゃんが全部ね。

三浦私たちも頑張らないとね。

木原盛り上げをね。

-どのように貢献していきたいですか

三浦なんだろうな…かおちゃんのサポート! サポート役です(笑い)。

-今大会で楽しみにしていることはありますか

木原今季は早い段階から体や健康、食事に気をつけてきたので、(国別では)少しだけ緩めたいなとは思っています。

-ミラノ五輪前では最後の団体戦となりますが、どのように臨んでいきたいですか

三浦今大会で良い結果が得られるように頑張りたいです。

木原五輪前では最後の団体戦となるので、良いイメージがつくれるように試合に臨みたいです。

-今季の最終戦をどう締めくくりたいですか

三浦まずはケガをしないこと。今季の最終戦なので、楽しく、ケガなく、笑顔で終われるように頑張りたいです。

木原今季は全試合出場を目標にやってきたので、ケガなく滑り切ること。世界選手権でもそうでしたけど、完璧じゃなくてもいいから、自分たちのベストを必ず超えると。気を抜かずにやっていきます。

-ブルーノ・コーチはいつ来日しますか

三浦昨日ですかね。

-まだ来季に向けた話し合いはしていないですか

木原いや今日の朝、コーヒーを飲みながらお話しました。曲であったり、エレメンツの内容だったり。離れていた2週間でお互いにどういうアイデアが浮かんだのかが分かっていなかったので、コーヒーを飲みながら(笑い)。

三浦何回言うんだ(笑い)。

木原緩い感じでミーティングをしました。

-来季の曲はまだ決まっていないですか

木原曲もいろいろ候補を決めていて「こういうのいいんじゃないか?」と話していました。

-来季に向けて、興味のあるトレーニングはありますか

三浦ケガをして、ピラティスを追加したりということは、シーズン中にもやっていました。

木原僕は今も気をつけていますが、睡眠をもう少し改善したいです。データを取りたいので、スマートリングの検討を考えたり。あとは練習中の心拍数を細かくとりたくて、サッカー選手にように胸につけるタイプで、何かいいものがないかなと探しています。アップルウォッチだと、璃来ちゃんは大丈夫なんですけど、ペアは手首を握る分、僕の心拍がとれなかったり、動きに影響したりするので、何か別でいいものがないか探しています。練習中の心拍数を測ったりして、トレーニングに生かしたいです。

-この2週間は練習も自分たちで組み立てましたか

木原アイスショーに出演させていただいて、練習は体と相談しながら。無理のない範囲で無理をしながら、という感じでした。

公式練習で演技の確認をする三浦、木原組(撮影・宮地輝)

公式練習で演技の確認をする三浦、木原組(撮影・宮地輝)

-全日本選手権以来となる日本での演技はいかがですか

木原海外拠点なので皆さんの前で試合に出場させていただく機会はなかなかない。僕たちのことをあまり知らない方もいると思います。僕たちというよりは、ペアに興味を持ってもらえるような滑りができたらと思います。

-木原選手は日本代表では最年長となりますが、どのような役割を務めたいですか

木原フレッシュに!(笑い)。フレッシュなので、しっかり引っ張っていけるように。

三浦何がフレッシュなの?(笑い)

木原でも璃来ちゃんのほうが出場回数は多いんです。

三浦そうなんです。

木原はい。シングルはトップ選手ばかりで僕のほうからアドバイスできることはないかもしれないですが、(自身も)五輪に3回出場させていただいているので、気持ちの持っていき方など、少しでも支えになれたらと思います。

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岐阜県不破郡垂井町出身。2022年4月入社。同年夏の高校野球取材では西東京を担当。同年10月からスポーツ部(野球以外の担当)所属。
中学時代は軟式野球部で“ショート”を守ったが、高校では演劇部という異色の経歴。大学時代に結成したカーリングチームでは“セカンド”を務めるも、ドローショットに難がある。