【宇野昌磨さんの言葉】祝!初プロデュース「褒められた気持ちに」仲間とファンに感謝

フィギュアスケート男子の元世界王者、宇野昌磨さん(27)が初プロデュースしたアイスショー「Ice Brave」が開幕しました。

競技者時代のショートプログラム(SP)やフリー曲など、計18曲を90分間、ノンストップで舞い続ける異例のショー。本田真凜さん、本郷理華さん、中野耀司さん、唐川常人さん、櫛田一樹さん、平昌オリンピック(五輪)後の2019年から師事したステファン・ランビエルさんとともに初日の2公演を終え「お客さんの拍手や歓声もあって、こちらも楽しくなれました」と笑みを浮かべました。

ショーに込めた思いを「宇野昌磨さんの言葉」としてお届けします。

フィギュア

<フィギュアスケート:アイスショー「Ice Brave」愛知公演>◇14日◇愛・地球博記念公園アイススケート場

宇野昌磨さんは華麗な演技を披露し観客を魅了する(全て撮影・森本幸一)

宇野昌磨さんは華麗な演技を披露し観客を魅了する(全て撮影・森本幸一)

ワールド2連覇よりも…

-初日を終えた感想はどうですか

今こうして、世界選手権で2度優勝した時よりもたくさんの方に囲まれていて驚きです(笑い)。それは置いといて(笑い)。アイスショーをイチから作りましたが、僕だけの力ではここまでのクオリティーにならなかった。たくさんの方にいろいろなサポートをしていただきました。サポートも、ビジネス的なものだけでなく、必要以上を、やらなくてはならないこと以上のことを、やってくださったからだと思います。たった7人でこの時間でこのクオリティーのショーをやる。それは7人だからこそできることでもあり、7人だからこそめちゃめちゃ大変ではあると思いますが、皆さんが最後まで付いてきてくださって、素晴らしい初日を迎えることができました。そして何より、これだけハードなアイスショーは最後まで体力が持ちにくいんですけど、拍手や歓声が(支えになった)。もちろん皆さんを楽しませるために僕たちはやっているんですけど、皆さんの拍手や歓声で、こちらも楽しくなれました。お互いがWin-Winなショーができたと思います。

-特に印象的なナンバーやプログラムはありましたか

今終わって、いろいろ考えていたんですけど「Ice Brave」は休憩する場所がないというか。全てにたくさんの時間を割いて作ったなと。僕がメインではあるんですけど(他の出演者は)引き立て役やアンサンブルではなくて、7人全員が仲間だと思っているので、ここが見どころというのは(ない)。胸を張って「全部です」と言えます。

-本田真凜さんとアイスダンスをする場面もありました

やってみて分かりましたが、シングルとアイスダンスでは勝手が違って。自分がシングルで培ってきたスキルが1割、2割とか、その程度しか引き継ぐことができなくて、本当に難しかったです。コラボナンバーとして、ではなくて、初めてアイスショーをプロデュースするということで、自分のいろいろな新しい挑戦をしたくて、ちゃんとプログラムとして成立するものをやりたかった。もっともっと成長できる自信がある一方で、すごくよく頑張ったなと思えます。皆さんの拍手がすごくうれしかったです。今日までやってきた練習を褒められたような気持ちになって(笑顔)。シングルの時は自分がやっているものへの年月、そして結果がどうなるというだけなので。もちろん(当時も)緊張はありましたけど、これだけの声援と拍手が聞ける瞬間はなかなか味わえない。気持ちよく滑ることができました。

華麗な演技を披露し観客を魅了する(左から)本田真凜さんと宇野昌磨さん

華麗な演技を披露し観客を魅了する(左から)本田真凜さんと宇野昌磨さん

不手際、試行錯誤の先に…

-地元の愛知で初日を迎えたことはどう感じていますか

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岐阜県不破郡垂井町出身。2022年4月入社。同年夏の高校野球取材では西東京を担当。同年10月からスポーツ部(野球以外の担当)所属。
中学時代は軟式野球部で“ショート”を守ったが、高校では演劇部という異色の経歴。大学時代に結成したカーリングチームでは“セカンド”を務めるも、ドローショットに難がある。