【りくりゅうの言葉】「追いかける立場に戻れる」“7番目”から見据えるミラノ五輪

フィギュアスケート・ペアで愛称「りくりゅう」こと三浦璃来(23)木原龍一(32)組(木下グループ)が7月24日、拠点のカナダ・オークビルで取材に応じ、26年2月のミラノ・コルティナオリンピック(五輪)への思いを口にしました。

このペアでは2度目となる大舞台の目標は、同種目日本勢初のメダル獲得。世界選手権で2度目の優勝を収めた昨季の経験を踏まえ、「楽しむ」「ケガをしない」をテーマに突き進みます。

8月中旬にカナダ・キッチナーで行われる競技会を経て、チャレンジャーシリーズ(CS)木下グループ杯(9月5~7日)に臨む予定。新シーズンにかける思いを「りくりゅうの言葉」として現地発でお届けします。

フィギュア

拠点のカナダ・オークビルで練習に励む三浦(左)木原組(すべて撮影・藤塚大輔)

拠点のカナダ・オークビルで練習に励む三浦(左)木原組(すべて撮影・藤塚大輔)

非公表フリーは「諦めていた曲」

―ショートプログラム(SP)は昨季の「Paint It Back」を継続しますか

木原継続です。すごく良い評価をいただいて、自分たちもすごく自信を持っているプログラムだったので、このオリンピックイヤーに新しいものを2曲やるよりは、自分たちの自信があるものをショートプログラムでやりたかった。もちろん細かいポイントは変わっているんですけど、まずショートで落ち着いてやって、残った時間を昨年以上にフリーに回したいという思いがありました。3月の世界選手権の時点で、ショートプログラムは過去のものか、継続かと考えていました。

三浦ギリギリまでどの曲でショートを滑ろうかと考えていたんですけど、周りの方々から、今のプログラムは良い意味で「私たちらしくないけどものになっている」「すごく良いプログラムだね」というようなことを言っていただけたので、このプログラムに決めました。

―どのような点をブラッシュアップしましたか

木原6月に(米国の)ロサンゼルスに1週間ほど行きました。大きくは変えていないですが、細かいポイントをやりました。大きくはそんなに変わっていないんですけど、よく見たら細かいところや音の編集が変わっています。

―フリーの曲名は現段階で非公表とのことですが、テーマについては言及できますか

木原自分たちはチームで運命を切り開いてきたということを表現していきたいというのが、プログラムのテーマになります。自分たちの運命は自分たちで切り開く。今まで切り開いてきた2人のペアのスケート人生を表現したいなと思っています。

―ずっとやりたかった演目だと聞いています

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岐阜県不破郡垂井町出身。2022年4月入社。同年夏の高校野球取材では西東京を担当。同年10月からスポーツ部(野球以外の担当)所属。
中学時代は軟式野球部で“ショート”を守ったが、高校では演劇部という異色の経歴。大学時代に結成したカーリングチームでは“セカンド”を務めるも、ドローショットに難がある。