【無料会員記事】小嶋孝夏の特別なSP 山隈太一朗が振り付けに込めた願い

フィギュアスケートの東日本選手権が24日、茨城・山新スイミングアリーナで開幕します。全日本選手権(12月18~21日)の予選を兼ねており、女子は上位3位以内、男子は上位5位以内に入れば、出場権が付与されます。

女子で法政大4年の小嶋孝夏(きょうか、22)は、今季がラストシーズン。ショートプログラム(SP)の「Por una Cabeza」 は、クルーズ船「ロイヤル・カリビアン」でプロキャストとして活動する山隈太一朗(25)の振り付けで舞います。2人の声を交えた「アイストーリー」をお届けします。

フィギュア

サマーカップ女子SPで山隈が振り付けをした「Por una Cabeza」を披露する小嶋孝夏(2025年8月撮影)

サマーカップ女子SPで山隈が振り付けをした「Por una Cabeza」を披露する小嶋孝夏(2025年8月撮影)

かつてのリンクメート…現役最終年に正式依頼

現役最終年となる小嶋にとって、今季の演目は「最後のプログラム」となる。数年前から、3学年先輩の山隈に振り付けを依頼したいと思っていた。

「太一朗くんは表現力が豊かで、現役時代も印象に残る演技をされていました。今も船のアイスショーに出られていて、いろいろなことを知っている。私もしっかり踊るようなプログラムをやりたいと感じていて、いつかはお願いしたいと思っていました」

山隈は現役時代に全日本に5度出場。22―23年を最後に現役を退くと、以降はカリブ海のクルーズ船でショースケーターとして活動している。もともとは、地元のひょうご西宮FSCのリンクメートという間柄。家族ぐるみでも交流があり、常に気にかけてくれる存在だった。

東日本選手権男子フリーで演技を披露する山隈太一朗(2021年10月撮影)

東日本選手権男子フリーで演技を披露する山隈太一朗(2021年10月撮影)

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岐阜県不破郡垂井町出身。2022年4月入社。同年夏の高校野球取材では西東京を担当。同年10月からスポーツ部(野球以外の担当)所属。
中学時代は軟式野球部で“ショート”を守ったが、高校では演劇部という異色の経歴。大学時代に結成したカーリングチームでは“セカンド”を務めるも、ドローショットに難がある。