【日下匡力の言葉】「やめろ」と諭すほどの猛練習「彼の努力は本当に素晴らしかった」

フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ第4戦NHK杯で、佐藤駿(21=エームサービス/明治大)が2位になりました。フリーで自己ベストとなる189.04点をマーク。合計285.71点で第2戦中国杯に続く表彰台入りを果たし、シリーズ上位6人が対象のGPファイナル(12月4~6日、愛知・IGアリーナ)進出も決めました。

その佐藤を指導する日下匡力(くさか・ただお)コーチ(45)が試合後に語った思いを「日下匡力の言葉」としてお届けします。

フィギュア

<フィギュアスケート:グランプリ(GP)シリーズ第4戦NHK杯>◇11月8日◇大阪・東和薬品RACTABドーム◇男子フリー



男子フリーに臨む佐藤(左)とグータッチを交わす日下コーチ(撮影・前田充)

男子フリーに臨む佐藤(左)とグータッチを交わす日下コーチ(撮影・前田充)



男子フリーの演技を終え、拳を突き上げる佐藤(撮影・前田充)

男子フリーの演技を終え、拳を突き上げる佐藤(撮影・前田充)


―フリー1位でした。今の心境はいかがですか

いや、うれしいです。やっぱり、そこもそうなんですけど、グランプリ、中国ショート、フリー、NHK杯のショート、フリー。やっぱり、そのグランプリ2試合連続全部ノーミスでできたので、そこがうれしかったですね。内容がうれしかったです。それに伴って、やっぱりコンポーネンツも上がってきたっていうことに関しても、すごくうれしかったです。


―練習を見ているとチューニングのような印象を受けます。あまりハマらなくても気にしないような印象ですが、どのように見ていますか

なんて言うんですか。本人の中で、うーんと、伝わりにくかったら申し訳ないんですが、本人…、僕と駿と色々話している内容では、練習じゃなくて確認をしているんです。例えば、見た目は失敗したようにも見えるかもしれない(こともある)。ルッツが2回転になったとしても、それはわざとトーを突く確認をして2回転にしていたりする。そういうのを踏まえた上での4ルッツになるので。だから別に、調子が悪いとかそういうのはないので。いい練習ができているし、コンスタントにできているので、何も心配してないです。


男子フリーの演技を終え、声援に応える佐藤(撮影・前田充)

男子フリーの演技を終え、声援に応える佐藤(撮影・前田充)


―練習について、以前と比べて変化した面はありますか


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岐阜県不破郡垂井町出身。2022年4月入社。同年夏の高校野球取材では西東京を担当。同年10月からスポーツ部(野球以外の担当)所属。
中学時代は軟式野球部で“ショート”を守ったが、高校では演劇部という異色の経歴。大学時代に結成したカーリングチームでは“セカンド”を務めるも、ドローショットに難がある。