【名古屋発】藤塚大輔が訊いた りくりゅうの「良い練習」の定義に変化はあるのか

フィギュアスケートのグランプリ(GP)ファイナルが12月4日、愛知県名古屋市のIGアリーナで開幕します。

前日3日には本番会場で公式練習があり、ペアの「りくりゅう」こと三浦璃来(23)木原龍一(33)組(木下グループ)は「良い練習ができている」と声をそろえました。

現地で取材する記者は、2人が頻繁に口にする「良い練習」という言葉に着目。過去の取材と照らし合わせながら、コラム形式でお届けします。

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ペアSPに向け練習に臨む三浦(手前)、木原組(撮影・前田充)

ペアSPに向け練習に臨む三浦(手前)、木原組(撮影・前田充)

よく耳にする言葉

アスリートを取材していると、「良い練習ができました」という言葉をよく耳にします。

取材の空気感や前後の文脈にもよりますが、私はこのコメントが出た時に「良い練習とはどういう練習ですか?」と訊くことが多いです。

何気ない言葉に聞こえますが、人によって「良い練習」の定義はさまざま。「良い練習とは?」に対する答えを通じて、そのアスリートの競技観や信念のようなものが見えてくると思うからです。

GPファイナルの公式練習後の取材では、三浦選手が「良い練習」と何度も口にしていました。

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岐阜県不破郡垂井町出身。2022年4月入社。同年夏の高校野球取材では西東京を担当。同年10月からスポーツ部(野球以外の担当)所属。
中学時代は軟式野球部で“ショート”を守ったが、高校では演劇部という異色の経歴。大学時代に結成したカーリングチームでは“セカンド”を務めるも、ドローショットに難がある。