身内と比べられたくない…豊昇龍の気持ちを理解する高須クリニック院長の話

美容整形外科「高須クリニック」の高須克弥院長(80)は、かねて豊昇龍に懸賞をかけ続けています。

豊昇龍を応援するようになったきっかけは何でしょうか。なぜ、大相撲の観戦を欠かさないのでしょうか。

高須院長に電話インタビューで聞きました。

大相撲

朝青龍からの縁

―現在の体調はいかがですか(2月14日取材)

がん治療の真っ最中なので、いろんな副作用が出てくる。体がつらいのですが、前から決まっている仕事はこなします。ご指名の手術を明日(東京で)やって、とんぼ返りします。

てこずっているのは「ぼうこうがん」です。全摘すると、ゴルフやったり、いろんなことができなくなるので、放射線治療中。これ以上できないところまでやって、効いてくるのはこれからじゃないかと。ちょうど効き始めた。でも、しゃべれるんですよ。

高須クリニックの懸賞旗が土俵を回り拍手する高須克弥院長(右)と西原理恵子氏(2025年1月13日撮影)

高須クリニックの懸賞旗が土俵を回り拍手する高須克弥院長(右)と西原理恵子氏(2025年1月13日撮影)

―豊昇龍が横綱に昇進しました。豊昇龍の取組などに懸賞をかけていますが、応援するきっかけは

(2021年ごろ)朝青龍からのお願いでした。「豊昇龍をぜひお願いします」と。僕は約束したら、約束は守る。そうしたら、本人と立浪親方(元小結旭豊)が来て「応援するからね」って。

でも豊昇龍と朝青龍は、仲が悪くなったこともあって。僕も朝青龍と仲が悪くなっていたんですよ。僕が入院していた時、朝青龍のことをツイートしたら、「なんで私的なことを書くのか」って怒ってきた。

初優勝時に記念撮影した豊昇龍(右)と高須克弥院長(高須氏提供)

初優勝時に記念撮影した豊昇龍(右)と高須克弥院長(高須氏提供)

それからしゃべってなかったけど、豊昇龍が横綱になり、(明治神宮での)土俵入りを見に行くって連絡したら、「ワシも行きますよ」と。それで、明治神宮に行ったら、「隣にどうぞ」って家族席に座った。そうしたら、マスコミのカメラがみんなこっちを向いてましたよ。

新横綱豊昇龍の明治神宮奉納土俵入りに臨む、おじで元横綱朝青龍のドルゴルスレン・ダグワドルジ氏(中央)。その左は高須克弥院長(2025年1月31日撮影)

新横綱豊昇龍の明治神宮奉納土俵入りに臨む、おじで元横綱朝青龍のドルゴルスレン・ダグワドルジ氏(中央)。その左は高須克弥院長(2025年1月31日撮影)

―豊昇龍が子供のころから知っているそうですね

本文残り78% (2808文字/3579文字)

スポーツ

佐々木一郎Ichiro Sasaki

Chiba

1996年入社。特別編集委員室所属。これまでオリンピック、サッカー、大相撲などの取材を担当してきました。X(旧ツイッター)のアカウント@ichiro_SUMOで大相撲情報を発信中。著書に「稽古場物語」「関取になれなかった男たち」(いずれもベースボール・マガジン社)があります。