【霧島 優勝一夜明け会見全文】「先代のようなかっこいい大関になりたい」
春場所で14場所ぶり3度目の優勝を果たした関脇霧島(29=音羽山)が23日、堺市の音羽山部屋宿舎で優勝一夜明け会見に臨みました。
会見の一問一答全文をお送りします。
大相撲
では、それでは、令和8年3月場所優勝一躍会見を始めたいと思います。まず初めにNHKさんより質問があり、その後各社質問に移りたいと思います。それでは、よろしくお願いいたします。
―では、よろしくお願いします
はい、お願いします。
―優勝おめでとうございまます
ありがとうございます。
―少し目が赤いですかね。どうでしょう
今お風呂上がりだった。はい、大丈夫です。
―お酒とかもだいぶめし上がりましたか
全然飲んでないですね、もう。そうですね。昨日もバタバタしてて、NHK終わった後にご飯食べ行ったんすけど、あんまり飲んでなかったっすね。今日ちょっと飲みます。気合入って。
―じゃあゆっくり寝られたんですか。昨日の夜
そうですね。昨日寝るのはもう2時ぐらいだったので、朝起きるのが8時半のダワーさんの電話で、携帯で起きました。
―でもどうですか。優勝して次の日の目覚めは
なんかやっと千秋楽が終わったって感じですね。もう体がすぐあちこち痛み出てきたりとか、いいことで。全然気にしないですけど。
―でもそれだけこの15日間の疲れというのは体に溜まったということですか
そうですね。本当、1日1番しっかり取って、全然疲れたって感じなかったっすけど、やっとなんか千秋楽終わって、もう今日の朝からなんか違うなって感じしました。
―優勝決まってからいろいろな出来事があったわけですけれども、どの瞬間に一番優勝したんだなっていうこと感じましたか
まあまあ、それはもうね。横綱がね、負けたからそれで優勝決めって、なかなかこういう決まり方がないんじゃないかと、自分で。本当はね、自分で勝って決めるのが一番だったんですけどね。昨日もちょっと負けちゃったんですけど、どうも昨日もやっぱり勝って締めるところが僕自身ほんと大事だったんすけど、あんまり、ダメだったですね。でもやっぱりしっかり、多分、上がることができたので。
―ということは、ちょっとさかのぼりますけど、14日目負けてしまった時はもう切り替えて、じゃあ次決めると
そうですね。もう悔しいっていうより、もう終わりましたって感じだったですね。はい、やっと終わりましたって感じで。そうだ。その、優勝決めてから、14日目から決めてからいろいろちょっと考えが多くて。そうですね。
―ということは、14日目というのは、それまで連勝が続いていた中でも、ちょっと気分も気持ちも違った、臨む気持ちが違ったってことですか
そうですね。僕は1回12勝はしたことあって。11連勝できて、はい、これ最後までね、千秋楽までついていたらいいなって、自分でもそういうのも考えもありましたし。
―優勝したということで、久しぶりにパレードもあって、パレードは締め込みだったんですね
そうですね。なんかもう、なんでかわかんないですけど、ちょっと時間があんまりなかったみたいで、それで、もうなんか最近あんまりないみたいなんですね。それでいいんじゃないですか。初めての。そういうのあるんすか。
―あんまりないですね
うん、じゃあいいっすね。初めての。
―ちょっとね、小雨も降ってて寒かった
そうですね。でも、やっぱり皆さんのですね、もうその拍手とか、やっぱりすごかったので、もうそれで、寒さはもう全然気にしないですね。皆さんの拍手で、ほんとよかったです。うれしかったです。はい。
千秋楽パーティー会場で、左から師匠の音羽山親方、長女アヤゴーちゃん、後援会関係者らの祝福を受けながらお祝いのタイを持ち上げる霧島(中央)。後方左は音羽山夫人、霧島の後方右は長男トゥグドゥルくんを抱くホラン夫人=2026年3月22日
―それと、千秋楽のパーティーの会場では師匠ともお会いになって、会って、その時どういう気分だったか。その時どういう会話を交わされましたか
まあまあ、あんまりしゃべる時間がなかったですけど、親方が結構忙しかったので、ちょっと大変なことさせちゃったな。14日目、帰ってきていろいろしゃべったんすけど、それ以外まだしゃべってないので、今日しっかりしゃべれると思います。話がいっぱいあると思います。
―元鶴竜の音羽山親方のところに来たのは、ちょうど首を怪我して大関から下がってしまうというタイミングだったと思います。今の師匠っていうのは、関取にとってどういう存在であり続けたんですか
そうですね、親方は現役の時に一緒にして、本当、親方が一緒になって、もう初日からもうずっと胸出してくれて、それで稽古終わったらまだご飯いっぱい食べる。もうほんと、親方のおかげで一回り体も大きくなったし、やっぱり1つ、やっぱり相撲を取るのに自信つきました。一生懸命稽古して、やっぱり横綱と一緒に稽古するのはなかなかないですから、本当。そこで、もうやっぱり僕なんか、親方のおかげで体も大きくなったし、もうだいぶ気持ちも考えもすごく変わってきた。これもやっぱり大関から下がった時に親方からいろいろ教えてもらって、いろんなことを、つらいことあっても親方に報告して、親方にも教えてもらって。やっぱり親方の言葉ってやっぱりすごく力になってくれました。
―いろいろと指導とかアドバイスがあった中で、こうして久しぶりに優勝できた。さらに大関に戻ることができる。一番その親方の言葉の中で、今支えになったこととか力になったことは
そうですね。親方から言われて、言葉的に「勝ちにいくんじゃなくて勝負にいけ」って言われたんで、そうするといい相撲を取ってくるって言われてるんで。それもやっぱり僕、大関から下がって、やっぱり勝ちたい、戻りたいっていう、この気持ちで臨んだんですけど、やっぱりそこで勝ちたい勝ちたいっていう気持ちは、もう高すぎて体があまり動かない時ありましたし、やっぱりそこで親方に言われて、もう勝負にうけって言われてたんで、勝ち負けは気にせず、そう言われたから、力抜けてきて、なんかいい相撲も取れるようになってですね。それでやっぱりもう家族もいるし、まだ1人だったらこのままで、まだね、子供もいるし、やっぱり子供のためにやっぱり頑張らないといけないところも言葉としていただいたんですよね。それがやっぱり親方からも
―長女のアヤゴーちゃんと昨日万歳をした時の気分、雰囲気どうでしたか
彼らですね、結構言葉的に厳しい言葉言うんですよ。結構心折ります。でも、その2回目優勝した時、万歳して恥ずかしくてなんもできなかったって本人も言ってたんですけど、なんか次優勝したらちゃんと練習して万歳しますと言って。なんとか息子の、娘の約束守った場所でした。いや、もう、なんかほんと、苦しんでる時に、なんかいろいろ言葉をいただきましたから。娘から「パパ、なんか強くなる方法ないの」とか言われてた。あんな年で、そういう言葉どこから出てくるんだと思った。やっぱりそういう、娘からそういうね、厳しいお言葉いただくって、やっぱり、なんかちょっと変わりますね。
―やっぱり強いパパが好きなんでしょうけど
そうですね、やっぱりそれ、やっぱり負けたくないって、そういうところ。前はやっぱり負けると泣いてたんすけど、今はもうパパも「おっきくなったから泣かない」とか言われて。でもしっかり、誰とやったっけな、東京場所に「とにかく押して」って言われたんですよね。いやいや、すごいなと思って。「押して押して」って言われたんですね。その、あのね、今、横綱大の里さんとはまだ勝ってないし、「大の里に勝つ技がないの?」って言われて、あれ、ちょっと痛かったですね。でもやっぱり、それでもやっぱりね、かっこいいパパ見てんじゃないですか。それもやっぱりまだ見せるために、やっぱりまだまだ時間もあるし、もうこれからって感じですね。
―去年の夏に長男、男の子も生まれてっていう中で、今回はその初めての優勝ということになります。息子に対してはどんな思いですか
そうですね、まだまだ若いし。でも昨日ちょっと泣きすぎですね。まあ、久しぶりに顔見て、万歳したことと、まだいい写真撮れるじゃないですか。それはもう1枚うれしいですね。
―初めてなんでびっくりしたんでしょうね
そうですね、まだ力士になってくるかわかんないですけど。はい、それはやっぱり楽しみにしてます。はい
―少しだけこの場所についての話もお聞きしたいと思うんですけども、この場所、どの辺りから自分の相撲に手応えがあったのか、場所前からなのか、あるいはその途中、この辺りからなのか
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1996年入社。特別編集委員室所属。これまでオリンピック、サッカー、大相撲などの取材を担当してきました。X(旧ツイッター)のアカウント@ichiro_SUMOで大相撲情報を発信中。著書に「稽古場物語」「関取になれなかった男たち」(いずれもベースボール・マガジン社)があります。
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