【解説】元横綱白鵬の宮城野親方はどこへ向かうのか どうなる宮城野部屋の再興問題

元横綱白鵬の宮城野親方(40)が、日本相撲協会を退職してしまうのではないか―。相撲界の内外で、心配する声が上がっています。

退職の意向があると4月に週刊文春に報じられた後、自身は否定しました。

2024年4月に閉鎖となった宮城野部屋は、まだ再興されていません。なぜ、まだなのでしょうか。

宮城野親方は今後、どういう道を歩んでいくのでしょうか。

取材をもとに、解説します。

大相撲

【解説】宮城野部屋はなぜ閉鎖になるのか

※宮城野部屋の無期限閉鎖が決まった2024年3月の解説記事です。会員登録いただければ無料で読めます。

宮城野親方は退職するのか?

宮城野親方が日本相撲協会を退職する意向であると「文春オンライン」が報じたのは、4月9日のことだった。

同日のうちに、宮城野親方は共同通信などの取材に応じ「協会を離れる気持ちはないか」と聞かれ「はい」と答えて報道を否定した。

翌10日発売の週刊文春と週刊新潮にも同様の記事が載った。宮城野親方は、集まった報道陣の取材に対応した。「退職は完全にないということですか」との問いに「はい。頑張ります」とした。この1年を振り返り「想像以上に勉強になった。この1年が10年、5年のような」と口にしていた。

ここまでが表向きの事実。

4月の時点で退職は否定したが、本当のことは本人しか分からない。

本人が否定しているものの、「5月場所後には、やめちゃうんじゃないか」と心配する声は少なくない。

取材を進めていくと、断片的ではあるが、いくつか分かったことがある。

以下、取材源は明かせないが、取材に基づいた関係者の証言をもとに記事を書く。

1、なぜこのような報道が出たのか

2、現在の宮城野親方の心境はいかに

3、なぜ日本相撲協会は宮城野部屋を再興させないのか

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スポーツ

佐々木一郎Ichiro Sasaki

Chiba

1996年入社。特別編集委員室所属。これまでオリンピック、サッカー、大相撲などの取材を担当してきました。X(旧ツイッター)のアカウント@ichiro_SUMOで大相撲情報を発信中。著書に「稽古場物語」「関取になれなかった男たち」(いずれもベースボール・マガジン社)があります。