【安青錦優勝一夜明け会見全文】破ったことがない約束「言ってできなかったらダサい」

九州場所で初優勝を果たした安青錦(21=安治川)が24日、福岡県久留米市の水天宮で優勝一夜明け会見を開きました。

2日後には、大関昇進伝達式があります。口上はどうなるのでしょうか。記者会見の一問一答全文をお送りします。

大相撲


大相撲九州場所優勝一夜明け会見を終えた安青錦は大勢の参拝客に囲まれながらガッツポーズ(撮影・小沢裕)

大相撲九州場所優勝一夜明け会見を終えた安青錦は大勢の参拝客に囲まれながらガッツポーズ(撮影・小沢裕)

司会それでは令和7年11月場所優勝一夜明け会見を始めたいと思います。はじめにNHKさんから代表質問があり、その後各社質問に移りたいと思いますので、よろしくお願いいたします。

―ではお願いします

お願いします。

―あらためまして、優勝おめでとうございます

ありがとうございます。

―人生が変わるような昨日千秋楽の1日だったと思います。振り返っていかがですか

そうですね。正直、優勝したいって気持ちはあったんですけど、そこまでやっぱ優勝できるとはあんま思ってなかったんで、すごくうれしかったですね。

大相撲九州場所優勝一夜明け会見に臨む安青錦(撮影・小沢裕)

大相撲九州場所優勝一夜明け会見に臨む安青錦(撮影・小沢裕)

―優勝の実感はいつぐらいから湧いてきたのですか

今日、起きてからじゃないですか。

―昨日は何時ぐらいに寝られました

朝の5時ぐらいかな…。

―昨日、NHKの出演があって、こっち(久留米市の宿舎)に戻ってきて

戻って、応援してくれてる方とちょっと食事したりして、宿舎に戻って。ずっとぼーっとしてましたんで、帰ってきてからすぐ寝れなかったんで、はい。

―戻ったのは何時ぐらいですか

4時前ぐらいですか。3時ぐらい。

―じゃあ、5時までボーっと

まあそうです。

―そんなこと、これまでありました

何回かあったんですけど、帰ってきて、そっから寝れないのはなかったです。

―あんまり寝ないまま、今ここにいる

そうですはい。

―すいません

気合いで。

―すいませんそんな中、いろんな方からの反応とかメールとか電話とかもありましたか

そうですね。たくさん来てたんで、まだ全部は返してないですけど、返すには多分結構時間かかるんで。会見終わってから少しずつ返していこうかなって感じです。

―どんな人から来てましたか

ウクライナの友達だったり、もちろん両親からも連絡いただいたり、あと知り合いの方とか。結構いろんな人から連絡来てました。

―ご両親からはそれぞれから連絡ありましたか

昨日、パーティーに向かう前に車の中で電話してて、ちょっと報告してたんで。

―どんなこと言ってましたか

「おかげさまで優勝することができました」と。お母さんも泣いてました。あんまり話せなかったです。

―お父さんは

お父さんも、泣いてたらしいですけど、自分にはなんか見せなかったです。

―とても喜んだんでしたね

そうだと思いますね。はい。

大相撲九州場所優勝一夜明け会見に臨む安青錦(撮影・小沢裕)

大相撲九州場所優勝一夜明け会見に臨む安青錦(撮影・小沢裕)

―昨日の千秋楽、優勝するには連勝が必要だったという中で、ご自分の相撲見ましたか

そうですね、昨日。はい、NHKで見させていただきました。

―最初、負けたら脱落の大関琴桜の一番の心境、緊張はどうでしたか

いつも言ってるんですけど、普段は緊張してるんで、なんて言うんすかね。名古屋場所の時、ちょっと悔しい思いというか、したんで、そういうのやっぱりあんまり考えすぎないように、とりあえず目の前の一番に集中してやっていこうって考えて。それをやることできてよかったです。

安青錦(左)は琴桜を内無双で破る(撮影・岩下翔太)

安青錦(左)は琴桜を内無双で破る(撮影・岩下翔太)

―今だから言えることとして、名古屋の琴勝峰との一番っていうのは、相当やっぱり平常心では取れなかった

そうですね。それで、それを経験して今日あるんで、すごくいい経験だったですね。


―昨日勝って、豊昇龍との決定戦に臨むときも、どういうふうに準備をしていた

今年の最後の一番だったし、悔いが絶対残らないように、いい相撲で終わりたいなって気持ちでありました。

優勝決定戦で豊昇龍(左)を破り初優勝を飾った安青錦(撮影・小沢裕)

優勝決定戦で豊昇龍(左)を破り初優勝を飾った安青錦(撮影・小沢裕)

―内容を映像で振り返って、自分の相撲どうでした。決定戦

自分らしく下から、攻めることできてよかったです。

―勝てば優勝という一番も、いつも通り取れましたか

いつも通り取れました。まあ、そう言っても、そうでもないと思うんすけど。でも勝ってよかったですね。

―優勝への意識というのはいつぐらいから

でも本当に14日目終わってからです。その前はあまり意識しなかった。両横綱と当たったし、13日目に大の里関にも負けたんで、全く意識しなかった。

―やっぱり13日目、大の里関に負けた時、横綱2人が2敗だったんで、難しいかなっていう感じですね


もう、そうですね、あそこでなんて言うんすかね。やっぱ直接対決で負けてるんで、場所で1回しか当たらないんで、もう当たることないから、今場所は厳しいかなって思ったんですけど、14日目に大の里関が負けて、自分が勝って、それからちょっとチャンスあるんじゃないかなって感じしました。

大相撲九州場所優勝一夜明け会見に臨む安青錦(撮影・小沢裕)

大相撲九州場所優勝一夜明け会見に臨む安青錦(撮影・小沢裕)

―その意識が出てきた14日目の夜も普通に過ごせましたか

いや、でもあんまり寝れなかったです。

―そんな中でも千秋楽に優勝したわけですから。なぜ優勝できたと思いますか

なんで…。名古屋場所で経験したことを生かすことできたかなと思います。

―師匠からもいろんな言葉は場所中もあったかと思いますけども、千秋楽に向かうにあたって、かけられた言葉はあったんですか

千秋楽は会ってないです。その前の14日目の夜、一緒にご飯食べてたんで「大丈夫」だみたいに言われて。なんかめっちゃ特別な言葉はなかったし、あともう1日やりきるだけなんで。

千秋楽パーティーで師匠の安治川親方(右)から水をつけてもらう安青錦(撮影・小沢裕)

千秋楽パーティーで師匠の安治川親方(右)から水をつけてもらう安青錦(撮影・小沢裕)

―優勝を決めて報告した時はどうでした

うれしかったです。やっぱ優勝して一番報告したかった人なんで、すごく。自分はこれからなんですけど、1つの恩返しというか、できてうれしかったです。

―どんな言葉をかけてくれましたか。優勝を報告した時

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スポーツ

佐々木一郎Ichiro Sasaki

Chiba

1996年入社。特別編集委員室所属。これまでオリンピック、サッカー、大相撲などの取材を担当してきました。X(旧ツイッター)のアカウント@ichiro_SUMOで大相撲情報を発信中。著書に「稽古場物語」「関取になれなかった男たち」(いずれもベースボール・マガジン社)があります。