先月22日、菅章哉が住之江のトークショーに出演し、冗談交じりに、チルト3度の解禁を訴えた。現在、住之江で使えるチルト角度は1・5度が最高。自身のグランプリ(GP)初出場をにらみ、本音に限りなく近い「お願い」を、関係者の耳に届けた。結局GP出場はかなわなかったが、もし、出場できていれば、菅だけでなく多くのファンがチルト3度の使用を望むことになったと思う。
現在、全24場のチルト角度の上限はさまざまだ。若松は昨年8月15日、大村は今年8月15日から3度を解禁した。両場ともに、解禁した前後に菅が出走し、好成績を残している。ガースー砲の愛称で親しまれている個性派レーサーの活躍や発言が、変更の一端になったのは間違いないだろう。
ちなみに、チルト角度の上限は、各レース場の判断で自由に変更できる。戸田のような狭い水面で、3度の使用は現実的ではないが、安全性を確保するために、水面の広さに応じて、○度まで…という規定があるわけではない。来年のGPは大村開催。菅の初出場はかなうのか? そして、3度解禁のレース場が増えるのか? その両方に注目している。
※チルト角度とは ボートにエンジンを取り付ける角度をチルトと呼び、チルトアジャスターという部品で、マイナス0・5度~3度の幅で調整できる。チルト0度でボートが水面に対して平行になる。1度以上は伸びが良くなる傾向。























