【古村亮・オレに任せろ】

 ◆12R:準優 日を追うごとにインが強くなってきた。気持ちは1号艇にグラッと傾きそうになるが、部長から「最後までバットは長く持て!」と熱いゲキ。5日目もファイティングポーズを崩さずにいきたい。準優はどのレースも激戦必至だが、12Rの茅原悠紀にかけてみる。

 4日目6Rで4着に敗れると、すぐにペラを修整。それが実を結び、後半11Rは力強い動きでインから快勝した。「ひらめいて調整したら前半がひどくて、戻したら後半は良かった。失敗は成功のもとですよ」。方向性が定まり、準優に向けて、もう迷いはない。5日目は雨予報で気温が下がるのも好材料だ。「冷えたら最高です」。さらなるパワーアップが期待できる。

 今日は茅原の母、孝子(たかこ)さんの誕生日だ。「何歳か忘れちゃいました(笑い)。でも、見てくれていると思うので、頑張ります」。優出という最高のバースデープレゼントを届ける。

 12Rは菊地孝平が前付けに動く可能性もあるが、「進入で譲ったら負ける」と話す茅原は枠主張の構え。スロー発進でも伸びて1Mは十八番のまくり差しを決める。舟券は茅原の頭から。相手は内枠の今垣光太郎と白井英治。気配上向きの坪井康晴にも注意したい。(4)-(1)(2)(5)-(1)(2)(5)が本線。(1)(2)(5)-(4)-(1)(2)(5)が押さえ。