江口晃生(56=群馬)が逃げて前節の多摩川に続き2節連続、今年3度目の優勝を飾った。

住之江では01年3月G1太閤賞以来、約20年ぶりVとなった。2着にはカドから差した井口佳典(43=三重)、3着には小山勉(35=埼玉)が入った。

スリットはほぼ同体。江口が危なげなく逃げ切った。7日間の長丁場の戦いをオール3連対で8勝。とにかく強い。「いい調整ができた。行き足やグリップが良かった」と胸を張った。

56歳になっても進化を続けている。「ペラをいじることも、ボートに乗ることも好きだから」と強さの秘訣(ひけつ)を明かす。

弟子の毒島誠も丸亀G2ボートレース甲子園で優勝したばかり。「優勝したの? (月曜は)新聞が休刊日で知らなかったよ」とジョークも飛ばした。

次走は21日からの尼崎一般戦。狙うは3節連続優勝だ。