【9R:ブロックセブン・決断】

 本命は横山。自力タイプは4人いるが、スピード、パワーとも横山が抜けた存在だ。7車立てで後ろに萩原が付けば、最低でも6番手はある。好機に仕掛けてレースを支配する。横山マークの萩原が対抗。横山が無理足を使う流れなら差し切る場面も。

 横山-萩原に挑む筆頭格は小川。2場所ほど予選で取りこぼしたが、状態面の不安はない。横山よりも先に仕掛けて粘りにかける。パワーだけなら栗山も遜色はない。持ち味の思い切りのいい攻めを見せれば勝機も十分。穴は小川を追う田中の抜け出しだ。

 栗山 練習はできたけど、落車前に比べると(状態は)落ちている。自力。

 萩原 いつも通りに調整した。横山君のレースは見てるけど強い。

 横山 脚力差の出やすいレースだと思うので、自分らしい走りをしたい。

 白井 メンバーの平均年齢を上げてすいません(苦笑)。栗山君をマーク。

 田中 風邪気味で練習不足かも。小川君に任す。

 保科 いつも7番手なので、7車立てでも関係ない(笑い)。自力でやる。

 小川 足の感じは悪くない。相手は強いけど、先行も含めて自力勝負。

 ◆ブロックセブン 全国7地区(北日本、関東、南関東、中部、近畿、中四国、九州)から1人ずつ、7車立てで行われる単発レース。カーボンフレームを使用するエボリューションと違い、普段通りの自転車を使用。ブロックなどヨコの動きも可能で、普段とはひと味違ったラインが組まれる可能性もある。S級の激しいレースと買い目を絞りやすい7車立てで新規ファンの“入り口”としての役割も期待される。初回は8月川崎ナイターG3、2回目は同小田原で行われ、向日町は3回目の開催。