「第28回ジャパンカップ」で同時開催されている初の「ワールドエボリューショントーナメント」は、予選2走目が行われた。

 9Rは優勝候補の筆頭シェーン・パーキンス(30=オーストラリア)が番手外並走から2角まくりを決めて連勝。6場所連続Vに王手をかけた。8Rはトマシュ・バベク(30=チェコ)が、打鐘からの突っ張り先行で鮮やかに逃げ切り勝ち。初日4着の雪辱を果たしている。

 日本勢では佐藤友和の動きの良さが光った。初日はバベクを相手に逃げ切り、この日は中団から伸びて3着と善戦。明日19日に行われる決勝11Rで、外国人コンビに割って入っても驚けない。

 早坂秀悟も連日車券に絡んでおり、先行してパーキンスの3着に粘った初日の内容などから、状態は申し分なさそう。稲毛健太は2日間3着こそ評価できるが、持ち前の機動力は出し切れていない。

 ジャパンカップのS級戦では、地元南関地区から優勝候補の萩原孝之、桐山敬太郎が準決を1着で突破。一方で坂本周輝、取鳥雄吾、鈴木裕と特選組の機動型が次々と敗退した。決勝は明日19日のメイン12Rで行われる。