川崎競輪開設69周年記念「桜花賞・海老澤清杯」が、7日から開幕します。昨年に続いてナイターでの開催です。2日目優秀は「日刊スポーツ旗・ダイヤモンドレース」として行われます。

強風が吹き荒れた前検日、2角裏にある桜はかろうじて花びらを付けていた
強風が吹き荒れた前検日、2角裏にある桜はかろうじて花びらを付けていた

 桜花賞に合わせて、なんとか桜の花びらも持ちこたえてくれました(雨予報が心配ですが…)。8日は中央競馬の桜花賞も行われます。が、安心してください、買えますよ! 競輪場のお隣、川崎競馬場で桜花賞が買えます。昼間増えたお金で、川崎夜の桜花賞にドンと転がしてください。

 山本です。本日は検車場の風景を。12RにはKEIRINグランプリ(GP)覇者の浅井康太(33=三重)が登場します。

日本選手権へ「発展途上」と言う浅井康太
日本選手権へ「発展途上」と言う浅井康太

 「今は乗り込みをやってます。もう少ししたらスピード練習をやって…。ダービー(日本選手権)へ向けてまだまだ発展途上ですよ、って書いておいてください」と笑わせていました。

GⅡウィナーズCを制した武田豊樹
GⅡウィナーズCを制した武田豊樹

 武田豊樹(44=茨城)はウィナーズCを制してからの初戦。GPにG1を何度も買っている武田ですら、盟友平原康多とのワンツーでの優勝は喜びもひとしおの様子。「久々の優勝がG2でワンツーが決まったことがうれしいね」と白い歯を見せていました。「レースではいろいろ課題を感じますね。でも課題が多すぎる分、楽しみも感じています」。44歳はまだまだ貪欲です。

05年GP覇者の加藤慎平(左)と翌06年のGPを制した有坂直樹のツーショット
05年GP覇者の加藤慎平(左)と翌06年のGPを制した有坂直樹のツーショット

 今開催にはもう2人、GP覇者が参戦するのをお忘れなく。不振が続く加藤慎平(39=岐阜)は「こんな状況だからこそ、1人でも前を抜けるように気持ちを持って走る。出走を決めた以上はそんな気持ち」と決意を口にしていました。一方、06年の覇者有坂直樹(48=秋田)と言えば、川崎で行われた第1回サマーナイトF(G2)優勝の「初代夜王」です。「おれはまだまだ辞めないよ」と元気いっぱい。GPウイナー4人が集結した川崎に是非ご来場ください。【山本幸史】