チャレンジ戦は、大ベテランが連夜の好プレーを見せている。デビュー27年目の勝俣亮(48=神奈川)が予選の逃げ切りに続き、準決4Rでは127期ルーキーでシリーズリーダーの松田安綱を相手に主導権を奪取。最後は松田にまくられて連勝といかずも、3場所ぶりの決勝進出を果たした。

試合に負けても、勝負には勝っているか。若手の自信を打ち砕いている。松田はやむなくまくり勝負になった準決を振り返ると、「勝俣さんにうまくやられて、打鐘で後方に追いやられた。うまいっ」とベテランの踏む、流すの絶妙なペース配分に脱帽した。

そして迎える決勝は、勝俣は関東単騎のルーキー吉岡優太の後位を選ばずに、自力勝負する。「同県でも同地区でも、機動型に付かないことがある。来期の1、2班戦はどうなるか分からないが、チャレンジでは自力勝負しないとね。自分でやる。逆にやらないと、面白くないでしょ」。名手の高木隆弘らを背に3車ラインで、松田や吉岡に挑む。乱ペースは必至。何やら波乱の予感がする。