佐々木豪(24=愛媛)が最終2角8番手からまくって快勝し、今年2回目、通算4度目(単発レースを除く)のS級優勝を決めた。

レースは今岡徹二が先行して黒田淳-西岡正一が続いた。単騎の芦沢辰弘が4番手を追走。最終2角過ぎに5番手の染谷幸喜がまくると同時に、黒田も番手まくり。最後に佐々木が11秒6のスピードで一気に前団をのみ込んだ。

佐々木は「後方になった時はまずいと思ったけど全体のスピードが上がっていたから、すぐにトップスピードに持っていけた。初日は8着だったので残り2日間は1、1でいくつもりだった。今は緊張もなく走れている。これからも点数を上げてG1上位の常連になれるよう頑張る」と、さらに高みを目指す。

次走は4月2日からの高知G3。さらに5月5日から静岡で始まるG1日本選手権に照準を合わせ、上位進出を狙う。【秋山正則】