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地元の香川雄介を主役に期待
高松競輪のF1「西日本カップ&吉田実記念杯」は、21日から3日間の熱戦を繰り広げる。主役は地元の香川雄介に期待。10月の当所F1でも優勝を飾るなど、相変わらずしぶとさは健在だ。だが、遠征陣も山崎芳仁、吉沢純平、芦沢辰弘ら実力者がずらり。激戦は必至だ。
吉沢純平が中心の関東勢が脅威
S級上位クラスが集結してハイレベルの攻防は必至だ。その中で地元の香川雄介に軸として期待した。6月に46歳となったが、常に勝負圏に絡む元気な走りを続けている。四国では若い島川将貴という頼りになる先行選手がいる。番手回りから最後は気迫の差しで、10月に続いて当所連続Vを狙う。
吉沢純平が中心になる関東勢の層も厚い。定評がある吉沢のタテ攻撃に、同県の芦沢辰弘がきっちり連係策。しっかりしたラインとなるだけに、吉沢も伸び伸びと自力勝負ができる。同県の後輩山岸佳太の進出があれば、互角のV争いに持ち込める。
総合力ある山崎芳仁も争覇圏だ。最近はタテ足のスピードが復活。苦しい展開でもこじ開ける力を備えている。自力でいけるが、北日本の若手、嵯峨昇喜郎の頑張りがあれば、十分に優勝も望める。
勢いがある大石剣士とパワーあふれる野口裕史の南関勢も注目。タイプは違う2人だが、ツボにはまれば上位陣を撃破できる力がある。さらに怖い存在は上昇一途の嘉永泰斗だ。身上のスピードまくりに加え、最近は逃げても戦える力をつけてきた。九州勢の援護はやや手薄だが、どんな展開になっても目が離せない存在だ。
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