2Rで近藤隆司(35=千葉)が逃げ切り、2場所前の四日市G3最終日から続いていた7走連続の「9着地獄」からついに脱出した。

「同期の中村(雅仁)さんが切ってくれて駆けやすい流れになった。バックでは持つかなと思ったけど、後ろの萩原(孝之)さんも、すごい援護をしてくれて。同期とラインのおかげです」。近藤らしく感謝の言葉を交えながら、久々の1着を喜んだ。

10月松戸G3の落車で愛車が壊れてリズムが急降下。今回も初日の9着に「車の進め方が分からなくなった」と7走連続の9着に、がっくり肩を落としていた。だが、この日の1着が浮上のきっかけになるかもしれない。

「まだ時間はかかりそうだけど、1走1走、頑張って戻していきたい」と3日目以降も力を振り絞る。