【12R:決勝・決断】

 多くの主力が準決で脱落。SS班ではただ一人三谷が勝ち上がったが、写真判定の3着と、ヒヤヒヤの突破だった。志智の援護があり、貫禄で本命となるが、ここ2走は本来のパワーを出し切れておらず、決して楽観はできない。

 対する山中は切れ味がさえ渡る。レースの読みが的確なので、無駄な足を使わないでよく、好調さも光る。取鳥が前で戦う地元ラインと、三谷の動向をうまく見極めれば、互角のV争いに持ち込める。主導権争いなどもつれると、道中足をためる井上-園田の九州両者にも出番はある。

 三谷 調子は悪くないが、地元勢を付けて失敗したので申し訳ない。こういう失敗をしないよう自力で。

 堤 地元勢の3番手。

 山中 考えた通りの流れで外を踏めたので良かった。もちろん自力で。

 取鳥 ここへ向けてやってきたことが報われた。地元だし、優勝を狙える走りをする。

 井上 自力で走る。

 福田 記念の決勝は防府(14年10月)以来。山中君をマーク。

 園田 再度(井上)昌己さんに任せます。

 柏野 取鳥君の番手。

 志智 三谷君をマーク。