【12R:決勝・決断】

V候補のS班3人がそろって激戦ムードが漂うが、自在に立ち回る松浦の力が1枚抜けた存在だ。勝ち上がりは全て番手戦だったが、自力に転じてもその評価は揺るがない。年頭の和歌山G3を豪快まくりで制したように、むしろ前で戦った方がより実力を発揮できる。松本と野口の同期勢の激しい先行争いを見極めて、鋭いまくりで仕留める。

対抗は松浦マークの村上。満足いく状態ではないが、ここ一番の集中力は光る。松浦を追って差し切りを狙う。道中足をためる中川や、野口を追う和田にも勝機はある。

松本 全開で逃げたが、感じは2日目の方が良かった。もちろん自力で。

野口 先行勝負します。

松浦 四国勢もいるが責任ある立場なので、別線自力で頑張りたい。

斎藤 準決同様に菊地君に任せます。

和田 野口君がどこまでいけるか分からなかった。でも運はあるし、再度野口君をマークで。

菊地 新山君のおかげ。自力自在に走る。

村上 三谷君が粘っていたが、松本君が強かった。ここは松浦君の番手。

久米 松本君をマーク。

中川 単騎で走る。