【山本幸史・ヤマを張れ】

◆12R

共同通信社杯準決、決勝と続けて的中させたことでデスクから「次も、もう一丁!」と、今回もスペシャル担当の指令が出ました。連勝目指して頑張ります。

理事長杯は清水に◎を託す。近畿は4車で結束。しかもグランプリ賞金争いの村上博が3番手、村上義が4番手で、村上博のローズC行きの確率を上げた布陣だ。一方、関東の先頭横山も「平原さんに任された以上は」と言う。近畿の2段駆けか、それとも関東か。ただ、今のルールでは残り2周半からしか飛び出せず、2段駆けは簡単ではない。清水にもチャンスはある。

西日本2人が連係するかどうか、これがこのレースの鍵だと思っていた。山田を直撃すると「清水に。SSで格上だし、格好いいレースをするから。僕も、誰にでも付くわけじゃないですけど」と絶大なる信頼を口にした。

清水も「2車は大きい」と笑みを浮かべる。昨年、初めてG1決勝に乗ったのがこの大会。「地元(防府)も33だし前橋は好き。また決勝に乗りたい。きっかけをつかみたいですね。最近成績も良くないので」と意気込む。

では、どう出るか。「山田さんならあとは何とかしてくれる。車番が悪い(外枠)分、やれることも限られる」。初手の位置は前か後ろしか望めない。近畿が前受けなら、確実にインを切って近畿の好きにはさせない。関東に飛び付き、3番手まくりだ。前受けなら、必殺の分断策も…。いや、純粋な力勝負でまくってもいい。山田の言葉を借りれば「格好いいレース」で勝つ。3連単(9)=(4)-(3)(2)(1)を厚めに(9)-(3)(2)(1)-(4)(3)(2)(1)の計15点。