4日目は最終11Rで5人が落車した。下された判定が絶対なのは分かるが、後味の悪さだけが残った。

発表されていた5日目の仮番組は組み替えとなり、記者室は殺気立った。若手の活躍で盛り上がったオールスターに水を差すような事故だった。

準決は、ナショナルチームの選手が活躍していることもあり、どこも激戦だ。11Rは関東トリオが、新鋭・中野慎詞や山崎賢人らを迎え撃つ。

関東の先頭を走る吉田有希は、2予7Rで犬伏湧也が1人で来たので、追いかける形で2着に入った。基本的な組み立ては先行だったと思う。「前が取れたら全ツッパ(突っ張り先行)、前中団だったので、後ろの動きに合わせて(犬伏が)来られないようにスピードを上げて先行した」と、レース後にコメントした。

近況の結果が出ない中、積極的に攻めて準決まで進んだことは価値がある。「高松宮記念杯は落車、サマーナイトフェスティバルは出場できず、その時に桑原大志さんに『乗り方がいつもと違うね』と言われて、直してみたら良くなった」と、いつもの明るい表情を取り戻した。

ヤマコウが準決11Rで本命に期待する真杉匠
ヤマコウが準決11Rで本命に期待する真杉匠

11R、後ろは真杉匠-平原康多と続く。真杉はシャイニングスター賞でも新山響平を相手に強気な攻めを見せた。吉田、そして苦しむ平原とともに決勝入りを目指す。(日刊スポーツ評論家)

【ヤマコウの印】◎真杉匠 ○平原康多 ▲松本貴治 ☆山崎賢人 △新田祐大