1号艇山一鉄也(50=福岡)が前評判通りのパワーで逃げ切り、今年4度目の優勝を飾った。

 インからスタートした山一は、やや中へこみの展開になりながらも力強いターンで押し切った。2着争いはまくり差した高橋正男、3着は山本兼士が入った。山一は、今年1月に自身が乗って優勝した53号機を再び手にしたが、優勝戦の前まで調整を繰り返した。「3日目からの調整のズレが直らなかった。でも、エンジンはいい」と振り返った。