ルーキーシリーズ第11戦、優勝戦は12Rに行われ、荒井翔伍(28=東京)がインから逃げて、16年8月平和島以来、1年10カ月ぶり、通算5回目、江戸川では通算2回目の優勝を飾った。2着は安河内将、3着は関浩哉が食い込んだ。

 今回は「オーバーエイジ枠」での参戦。「ルーキーシリーズを走っていた時代から、若手だけのレースでは優勝がなかった。権利がなかった所から復活して優勝できて、(今回)呼んでもらえたから優勝できた感じはありますね」。意外にも若手だけのレースでVは初めてとあって、うれしそうだった。

 優勝戦の足は「安定板もついたので、ペラ中心に調整。バランスが取れていた。スタートが全速で決まった分、逃げられた」と勝因にはコンマ06の早い飛び出しを決めた好スタートを挙げていた。