初日特選で落車した北野武史(46=石川)が7月富山以来の決勝進出を果たした。

準決10Rは、逃げた筒井裕哉の番手。山中秀将にまくられたが、前残りの形で3着になった。「山中君のスピードがすごかったけど、筒井君の頑張りに尽きる。自分は落車で体が硬くなっている割には、やりたい動きができた」と手応え。決勝11Rは山田庸平をマークする。「山田君は浅井康太みたい。俊敏で何回も踏める。2人でいいレースをするよ」。穴党ファンの期待に応える気構えだ。