準決9Rの中村雅人(37=川口)は、4番手スタートから素早く仕掛けて2番手に進出。6周1角で逃げた金子大輔の内に切り込んで勝負を決めた。

「手前から中間の感じはいいけど先がない。これではスピードレースになると勝てない」。

セッティングを変えて夕練で感触を確認する。昨年は落車の影響もあり無冠に終わった。

SG全冠を制した元S1レーサーが、底力を発揮して巧みなさばきで2年ぶり2回目の大会優勝を目指す。