加瀬加奈子(40=新潟)が2着2本で決勝進出を決めた。予2・1Rは周回中、佐藤水菜が真後ろにいたが、気負わず先まくりを放った。「(佐藤と)どのくらいの差があるか、力勝負がしたかった。でも、ぶっすり行かれたね」と、佐藤のまくりに屈して残念そう。しかし、決勝でリベンジするつもり。「決勝は(1着を)あげないわよ。私に勝たせてね」とV宣言も出た。

育児と仕事を両立させている加瀬は「練習量は(結婚前と比べて)明らかに減っているけど、それなりの成績を残せているのは全て娘のため。いわば、娘ドーピングです(笑い)」と際どいジョークで締めくくった。