12Rで優勝戦が行われ、渡辺和将(32=岡山)が4月の蒲郡G167周年記念からの連続優勝を飾った。今年2度目、通算23度目。

2コースからコンマ01の度胸スタート。「フライングを切ったかと思いました」と言うように、かなり際どいタイミングだったが、勢いがある男には運も味方するものだ。イン清水をジカまくりしてバック先頭。2Mで内から差を詰める下田、清水をかわし、迫る入海も振り切った。

相棒の49号機には当初、どこか物足りなさを口にしていたが、「いいエンジンになってくれました」と安堵(あんど)した。

G1ウイナーになってからは「気持ちに余裕が出た」という。今後は「上の舞台(SG)を目指して頑張ります」と力を込めて話した。

次走は6~11日の尼崎一般戦に出場予定。