青木玄太(35=滋賀)がうれしい芦屋初優勝を飾り、レース後は笑みが絶えなかった。

12R優勝戦はインからしっかり逃げを決めて、20年11月の徳山以来の優勝を決めた。

コンマ11のトップスタートを決めて先マイ。バックで3枠の森野正弘(37=山口)に差されかかったが、振り切った。「久しぶりの優勝のチャンスだったので緊張していた。今はホッとしています」。今節は3日目にキャブレターを交換して以降、連対が続き、ペラも含めて何も調整しなかった。「ずっと我慢でした。さわると駄目になるかもしれないと思って…。以前、同じような状況で触って失敗したことがあったので、ほんとに我慢して正解でした」。いい流れを壊すことをせず、優勝へ突き進んだ。

「芦屋は自分に合っている水面だと思っていたので、優勝できれうれしいです」。次節は28日からの若松。同じ九州の地で連続Vに挑む。