日刊スポーツ新聞社制定「第37回オートレース年間三賞」の選考委員会が公益財団法人JKA(東京都港区)で開かれ、敢闘賞は佐藤励(24=川口)が初受賞した。3月に都内のホテルで表彰式が行われる予定。

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35期生の佐藤励が、待望の三賞初受賞を決めた。選考基準を満たす選手の中では単勝率、平均タイム、1着回数など全8部門で1位。文句なしの敢闘賞受賞となった。

「去年も日刊三賞を意識していたので、選んでいただき素直にうれしく思います」と感想を語り、続けて「その反面、なんだか申し訳ない気持ちもあります。SGでは、反則やフライングなどもありました。まだSGの優勝戦に乗れていないことが心残りです」と自分を戒めた。

その潜在能力の高さから、次世代のスター候補として期待度は高い。これまでG1で1度、G2で2度優勝。昨年は後半に調子が上向いて、自己最多の14連勝を達成した。

年末のSSシリーズ戦では大会2連覇を成し遂げた。「24年は、尻上がりに状態が良くなってきた。10度の優勝もできたし、高いアベレージを残せました」。

今年の目標に「SG優出」を挙げ、「その結果として年末のSSトライアル戦にも出場したい。心機一転、頑張っていきたいと思います」と意欲を見せた。24年度後期適用ランクで自己最高のS級12位につけ、着実にレベルアップしている。スケールの大きい若手に、25年は大ブレークの予感がする。

◆佐藤励(さとう・れい)2000年(平12)3月5日、千葉県生まれ。川口所属35期生。全国ランクS級12位。将来を嘱望される若手有望株。潜在能力の高さで注目を集めている。22年の山陽G2若獅子杯争奪戦で、デビュー最速グレードレース優勝記録を更新。23年の山陽スピード王決定戦で、G1初制覇を果たした。通算優勝18度。趣味はモータースポーツ。176センチ、54キロ。血液型O。