デイ開催の12R優勝戦は君和田裕二(41=川口)が逃げ切って23年3月川口以来約2年7カ月ぶり、通算3度目の優勝を飾った。

レースは0ハンからトップスタートを切った君和田がペースを握る。すぐ2番手に上がった五十嵐一夫が迫ってくるが、君和田もペースを上げて逃走。最後まで後続を寄せ付けない走りをみせ、上がり3秒432で押し切った。

「2日目からはピストンリングだけ換えていきました。試走は重く感じたけど、本走ではちょうど良くなった感じでした」と競走車の手応えは上々だった。

逃げる展開で後続を振り切っていく走りになったが「自分のできる限りの走りで、滑らせずに走るしかないと。(2番手を走る五十嵐一夫選手の)気配やエンジン音は聞こえる感じでした。ゴールして久々のVはうれしかったですよ」と笑顔でレースを振り返った。

表彰式後にロッカーに戻ると師匠の木村悦教を始め多くの選手が祝福し出迎えた。師匠の木村悦教は「自分も2カ月ほど前に優勝(8月9日=川口)したし、弟子も優勝してくれて…。同じ年に、間を空けずにお客さんのいる開催で優勝できて良かったよね」と弟子の好走を手放しで喜ぶ。

君和田も「良走路での優勝は初めてです。ウイニングランでお客さんに祝福してもらってうれしかった。師匠も自分も優勝して整備グループにいい流れができた」と湿走路巧者が良走路でも久々の優勝をゲットしたことで、満足そうに話していた。