滝川幸広(29=愛知)が復調気配だ。

予選2Rで前受けから突っ張り、別線のまくりを許さず逃げ切ると「要所要所で力強く踏めたし、久しぶりに踏み直しもできた。少しずつ良くなってきました」と笑顔で振り返った。7月のバンク練習中に落車し、右骨盤の剥離骨折という重傷。9月に復帰もなかなか調子が上がらない日々が続いていただけに、うれしい1勝だ。とはいえ、笑顔は一瞬だけ。アルペンスキーで長年プロを目指していたアスリートらしく「今日は良かったけど、明日(準決)に向けて気持ちを切り替えたい」と早くも次の目標を見据えた。