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タッチミーG連勝へ軽快11秒8/中山記念

軽快なフットワークで追い切るタッチミーノット(撮影・酒井清司)
軽快なフットワークで追い切るタッチミーノット(撮影・酒井清司)

<中山記念:追い切り>

 7歳でも今が充実期。中山記念(G2、芝1800メートル、24日=中山)に出走するタッチミーノット(牡、柴崎)が美浦南Dコース(ダート)で最終追い切りを行い、軽快な走りを見せた。6ハロン82秒0-11秒8。じわじわと上昇曲線を描きながらようやく本格化した期待馬が、重賞連勝を狙う。

 しなやかだが、力強い。タッチミーノットが静かに最終調整を完遂した。馬もまばらなダートで6ハロン82秒0-11秒8を計時。しまいでさらっと気合をつけられる程度ではあったものの、馬場の真ん中を気持ち良さそうに駆け抜けた。馬の行く気は十分だ。見届けた柴崎師は「今日は予定通りだね。いい動きだった」と口角を上げ、短い言葉に充足感を込めた。

 馬体重や見た目はデビュー当初からそう大きくは変わっていない。師も「何が変わってきたというわけではないんだけど、体が充実してきたのかな」と遅めの本格化を喜ぶ。前走の日刊スポーツ賞中山金杯で重賞初制覇。横山典騎手が好位を進む競馬を教え込んできたこともあるが、無駄な肉をそぎ落として実が入ってきたことで、ようやく結果がついてきた。

 普通なら能力の衰えが心配される7歳。それでもなお、緩やかではあるが確実に上昇曲線を描き続けている。「休み明け2戦目って言われるけど大きな伸びしろというよりは、徐々に良くなっているというように考えていい」。完全に軌道に乗った今なら、コンスタントに結果を出せるはず。G2に舞台が上がるが、師は好走を信じて疑わない。

 グレード制導入後、同年の中山金杯と中山記念を制した馬は2頭いる。86年クシロキングは春の天皇賞も優勝。昨年のフェデラリストは大阪杯2着後にG1戦線をにぎわせた。タッチミーノットもここをステップに飛躍を期す。「前から走るんじゃないかって期待していた馬だから。今回も頑張ってほしいね」。遅咲きの黒鹿毛馬にかかる期待は日に日に大きくなっている。【松田直樹】

 [2013年2月21日8時53分 紙面から]

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