サッカーの全国高校選手権は9日、準決勝2試合が行われる。

 青森山田は7日、県勢初の決勝進出を目指し、都内で約2時間の練習を行った。9大会ぶりの準決勝を控え、黒田監督は「3年生3人が欠場した前回と違い、けがも累積警告もない。国立に行くだけでは喜ばない集団になった」と満足顔。8月に左ひざ前十字靱帯(じんたい)を断裂し全治8カ月と診断されながら、わずか4カ月で復帰したMF椎名主将は「状態は6、7割まで戻ったし、チームの意識も高まってきた」と話した。